【全仏テニス】錦織圭が右肩負傷で2回戦を途中棄権 シェルトン戦の第2セット後、雨天中断中に

AI要約

錦織圭が全仏オープン男子シングルス2回戦で途中棄権した理由を右肩負傷と明言。

前日の雨で中断された試合が再開し、苦しい展開となったが、最終的に棄権を決断。

完全復活を目指す錦織の決断に注目が集まる。

 テニスの全仏オープン第5日は30日、パリのローランギャロスで男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング4位の錦織圭(34=ユニクロ)が途中棄権した。第15シードで世界ランク15位のベン・シェルトン(21=米国)と対戦。第2セット終了後、雨天中断となった合間に右肩負傷を理由に表明した。

 前日29日は、雨のため第1セット途中のスコア5-5で中断となり、そのまま5時間以上も待たされた末に中止となっていた。

 この日は第11ゲームから再開。接戦を6-7、第2セットも4-6と落とした後、再びの雨で中断となった合間、試合自体は再開予定だったが、錦織が肩の負傷による棄権を表明した。

 3年ぶりの全仏は1回戦を突破も、いきなり4時間を超える熱戦となっていた。2回戦も最新の世界15位を相手に堂々と渡り合っていたが、完全復活への手応えとともに、自らの判断でコートを去った。