母はG1を2勝 「新種牡馬」サートゥルナーリア産駒の期待馬がデビューVなるか
クライスレリアーナが父のサートゥルナーリアの産駒としてデビュー勝ちを目指す。
クライスレリアーナは名牝シユーマの産駒で、兄も実績を持つ。
乗り込みも順調で、期待される父の血統を背負って臨む。
父の産駒の勝ち上がり第1号となれるか。サートゥルナーリア産駒のクライスレリアーナ(牝2、美浦・木村哲也厩舎)が、日曜東京5Rの2歳新馬(牝、芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。
クライスレリアーナは父サートゥルナーリア、母シユーマ、母の父Mediceanの血統。母は12年に英G1のサンチャリオットS、加G1のE.P.テイラーSを制した名牝。半兄のブレステイキングは19年のチャレンジCで3着の実績がある。
ここまで入念に乗り込まれてきた。前週は3頭での併せ馬をこなし、時計も水準以上とあって、態勢はきっちりと整っている。現2歳が初年度産駒となる父のサートゥルナーリアは19年の皐月賞馬。兄のエピファネイアとリオンディーズが既に種牡馬として成功していることもあり、大きな期待がかかっている。鞍上は父をクラシック制覇に導いたルメール騎手。父のためにも、自身のためにも、ここは負けられない一戦となる。