宮城野部屋は来場所も預かり継続 一門の浅香山理事「ちゃんとやっているという話しは聞いている」

AI要約

元幕内・北青鵬の暴力問題で部屋が閉鎖となり、宮城野親方が伊勢ケ浜部屋に転籍。理事会で報告が行われており、宮城野親方は再教育を受けることになった。

伊勢ケ浜親方から宮城野親方の勤務態度に関しての好意的な報告があり、毎場所協会に状況が報告されることになっている。

宮城野部屋は一時閉鎖中だが、再興の可能性もあり、来場所も預かりが続く見込み。

宮城野部屋は来場所も預かり継続 一門の浅香山理事「ちゃんとやっているという話しは聞いている」

 元幕内・北青鵬の暴力問題で部屋が当面閉鎖となり、預かり先の伊勢ケ浜部屋へ転籍となった宮城野親方(元横綱・白鵬)について、理事会が開かれた30日までに所属する伊勢ケ浜一門の浅香山理事(元大関・魁皇)らから日本相撲協会側へ報告があった。

 浅香山理事は、八角理事長(元横綱・北勝海)ら協会側へ随時、状況を説明しているとした。その上で同理事は「しっかり見るように言われているので。もちろん(宮城野親方が)ちゃんとやっているという話は伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)から聞いています。稽古場にも降りてやっていると」と語った。伊勢ケ浜部屋付きとなった宮城野親方は師匠や親方としての再教育を受け、一門の浅香山理事と師匠の伊勢ケ浜親方が1場所ごとに協会に状況を報告することになっている。

 宮城野部屋は事実上、一時閉鎖となっているが、時期は未定ながら再興の可能性もある。理事の1人でもある佐渡ケ嶽広報部長(元関脇・琴ノ若)は「報告は受けています。1場所1場所、報告がありますので」と話した。その上で、来場所も状況は変わらないかという問いに「今のところは、そうなると思います」とし、預かりは来場所も継続となる見込みだ。