「誠司のバントも生きた」巨人・阿部監督 サヨナラ場面につなげた代打バントの小林誠司を評価

AI要約

プロ野球セ・パ交流戦での巨人対ソフトバンクの試合で、小林誠司選手のサヨナラ送りバントが決勝点となった。

1アウト1塁の緊迫した場面で、小林選手は自らチャンスを作り出し、成功させたことでチームに勝利をもたらすことができた。

阿部慎之助監督も小林選手のバントを高く評価し、勝利につながる重要なプレーだったとコメントした。

「誠司のバントも生きた」巨人・阿部監督 サヨナラ場面につなげた代打バントの小林誠司を評価

◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人1x-0ソフトバンク(29日、東京ドーム)

延長12回、1アウト1塁の場面でネクストバッターズサークルに立っていたのは小林誠司選手でした。

ソフトバンクのマウンドには守護神のオスナ投手。“絶対に送らないといけない”緊迫の場面で、バント。サードの栗原陵矢選手は目の前までチャージしてきていました。

1球目、失敗してしまった小林選手ですが、2球目、152キロの高めまっすぐをうまく1塁側に転がします。1塁ランナーのオコエ瑠偉選手が2塁に到達し、送りバントは成功しました。

ベンチで仲間からのハイタッチで迎えられると笑顔を見せた小林選手。「みんなが作ってくれたチャンスだったので、どんな形でも決めるんだという気持ちで必死にいきました。それが最後のサヨナラにつながってよかったです」とコメントしました。

試合後、阿部慎之助監督も「誠司のバントも生きたんだと思います」とその仕事ぶりを評価しました。