【巨人】阿部監督「こういう勝ちはでかいし、1点もぎ取るんだっていう野球をぶれずにやっていきます」…一問一答
巨人が延長12回の激戦でソフトバンクをサヨナラ勝ちし、交流戦初勝利を挙げた。
打線は苦しみながらも吉川尚輝のサヨナラ打で勝利を掴んだ。
阿部慎之助監督はチームの勝利を称賛し、野手たちに更なる奮起を促すコメントを残した。
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人1x―0ソフトバンク=延長12回=(29日・東京ドーム)
巨人がサヨナラ勝ちでソフトバンクに雪辱。交流戦初勝利を挙げた。先発・堀田賢慎投はが5回まで4安打無失点と好投したが、6回2死一、三塁で無念の降板となり、今季3勝目と東京ドーム初勝利はならなかった。打線はソフトバンクの先発左腕・大関友久投手に7回まで2安打無得点に抑えられるなど得点できなかったが、延長12回1死二塁。吉川尚輝内野手がオスナ投手から右翼越え二塁打を放ち、サヨナラ勝ちで接戦を制した。
【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】
―延長12回サヨナラ勝ち
「いやもう、最後ね、スッキリ打ってくれました」
―吉川が初球から打ってサヨナラ打
「それがいい結果につながったんじゃないですかね」
―チャンスがありながら最終回12回で決着
「本当に遠い1点だったと思いますけど、勝ったんでうれしいです」
―先発堀田は6回途中無失点
「よく点数与えずに頑張りましたし、ピッチャー全員頑張りました」
―リリーフ陣が大江はじめ粘った
「本当もう、ピッチャー全員で、勝てたんじゃないかなと思いますし、この勝ちはすごく大きいなと思います」
―1勝1敗で明日は高橋礼が先発
「もう1イニングでも長く、粘り強く、古巣ですけど、意識することなく投げて欲しいなと思います」
―延長12回は先頭で丸が安打で出て代打小林がバントで送って
「誠司(小林)のバントも生きんだと思います」
―オスナから1点取った
「大きいですね。勝てた、12回の時点で負けなかったのが大きかったし、勝てたので」
―昨日から1点が遠い展開が続く
「だからノーアウト一、三塁でセーフティースクイズやるんですよ。その気持ちは分かってください」
―パ・リーグ首位のソフトバンクに食らいついて
「これをね、僕が始まった時に言ったことですし、こういう勝ちはでかいし、1点もぎ取るんだっていうね、そういう野球を僕はぶれずにやっていきます」
―投手がよく粘った
「いや、もうピッチャーの頑張りがあってこそ今の位置にいると思っているので。野手が頑張っていないわけじゃないんですけど」
―もうちょっと野手に頑張ってもらいたいですね
「そうですね、奮起をどう促していいか教えていただきたいなと思います。ほっといたらいいのか、昭和っぽく気合い入れた方がいいのか、そのへんはちょっと指導者として分かりませんね。練習するしかないです打てない人は。それのみだと思います」
―送るべきところはバントで送る
「そうですね、そうしていかないとチャンスはないですし、打たせたらゲッツーの山ですし、そういう、なかなか野球って難しいなって思いながら、見たりサイン出したりしているので。そこは何とか、爆発するか分からないですけど、何とか野手で勝ったという試合をね、1試合でも多く作って欲しいなと思います」
―吉川の打撃の状態は
「目に見える工夫をしてくれているっていうのはベンチから見ても分かりますし、対ヘルナンデスの時なんかめちゃくちゃバットを短く持ってね、何とかしようというのが見えましたし、そういうのが野球の神様が見てくれていたんじゃないですかね」