大谷に14号被弾投手が戦力外に 米記者報道

AI要約

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が10戦ぶりに14号2ランを含む5打数2安打3打点で貢献し、相手投手はDFAとなる見込み

大谷の逆方向へのホームランでロペス投手が退場処分を受け、事実上の戦力外と報じられる

ロペスは野球愛を語るも、DFA処分について悔しさを語った

大谷に14号被弾投手が戦力外に 米記者報道

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地メッツ戦に「2番・DH」で先発し、10戦ぶり14号2ランを含む5打数2安打3打点で10-3の3連勝に貢献した。46打席ぶりの一発。被弾した投手は試合後にDFA(事実上の戦力外)となる見込みと米記者が報じた。

 大谷のパワーが炸裂した。7-3の8回2死二塁。右腕ロペスの外寄りのボールを逆方向へ。左翼スタンドまで運ぶ一撃だった。ロペスは続くフリーマンに投じたカウント2-1からの4球目がハーフスイングに。捕手が空振りをアピールしたが、三塁塁審はノースイングと判定した。納得のいかないロペスと塁審が口論に。退場処分を受け、ベンチへ引き揚げる途中になんとグラブを客席に放り投げた。

 帽子を落としても拾わず、シャツの裾も出したまま。一連の動画を米メディアが公開した。米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者は、「水曜にグラブを投げる事件を犯した後、メッツはホルヘ・ロペスをDFAする予定だ」と報じた。事実上の戦力外になるという。

 米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」公式Xは、取材を受けるロペスの動画を公開。最初にため息をつき「僕は子どもの頃から野球の試合が大好きだった。悪いと思うことは何もない。僕は僕だ。僕は自分らしくいることを恐れない」と振り返っていた。