「感触は最高」巨人22歳若武者が満塁で決勝打「もっとレベルアップして1軍で活躍を」…7日に抹消

AI要約

巨人・中山礼都内野手がイースタンリーグヤクルト戦で逆転の決勝二塁打を放ち、若武者の逆襲を誓う

中山礼都内野手は1軍出場を逃したが、ファームで成績を上げるために取り組んでいる

内容を改善し、1軍での活躍を目指す中山礼都内野手。若手選手の成長が期待される

「感触は最高」巨人22歳若武者が満塁で決勝打「もっとレベルアップして1軍で活躍を」…7日に抹消

◆イースタン・リーグ 巨人5ー3ヤクルト(29日・ジャイアンツ球場)

 巨人・中山礼都内野手(22)が29日、イースタン・ヤクルト戦(G球場)に「6番・二塁」で出場。8回に走者一掃となる逆転の決勝二塁打を放った。1点差に迫り、なお1死満塁の第4打席。「浮いてきたものを全部いこう」と初球、真ん中付近のフォークを捉えた打球は右中間を深々と破った。二塁上で両手を突き上げ「感触は最高でした」と笑顔を浮かべた。

 開幕1軍こそ逃したが、4月9日に昇格。しかし、9試合で9分1厘と結果を残せず、今月7日に出場選手登録を抹消された。速球に差し込まれる場面が多く、ファーム降格後は「今までは打つポイントが近かった。もう少し前で捉えられるように」と課題と向き合った。2軍での打率は3割1分5厘と、成果は出てきているが「内容があまり良くない打席もある」と現状に満足はしていない。「もっとレベルアップして1軍の舞台で活躍できるように頑張ります」。22歳の若武者が逆襲を誓った。(臼井 恭香)