ロバーツ監督が大谷翔平の完全復調を予言「そんな気がする」「いい日になるだろう」

AI要約

大谷翔平投手がスランプ脱出を目指して敵地メッツ戦に出場。ロバーツ監督は期待を示す

大谷のスイング改善に注目。ストライクへの振りやボール球の見極めが向上していると指摘

左ふともも裏の打撲影響から休養を挟み、1試合休んで復活を目指す。次の本塁打に期待

ロバーツ監督が大谷翔平の完全復調を予言「そんな気がする」「いい日になるだろう」

◆米大リーグ メッツ―ドジャース(29日・米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が29日(日本時間30日)、敵地・メッツ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、初回1死走者なしの1打席目は左飛に倒れた。

 ロバーツ監督は、大谷のスランプ脱出を予想した。敵地・メッツ戦の試合前に、取材対応。前日の28日(同29日)は5打数無安打d、打率が3割2分9厘まで下降し、ナ・リーグトップからも陥落した。本塁打も今季ワーストとなる41打席ノーアーチとなっている大谷について「きょうは、そんな気がする。彼にとって、いい日になるだろう」と期待を込めた。

 指揮官の根拠は、スイングにある。前日は5打数無安打2三振だったが、「ストライクを振りに行っている点はいい。メギル(前日の相手先発)のカットボールが内に入って来ていたが、以前よりボール球の見極めはよくなっている。高めに対しては、打つべき球を振りに行っていると感じている」と、その内容に向上の兆しを感じている。

 大谷は、16日(同17日)の本拠地・レッズ戦で左ふともも裏にけん制球を受けた打撲の影響がありながら、翌17日(同18日)から10試合フル出場。ダブルヘッダーとなった前日の第2試合を欠場し、休養にあてた。

 1試合休んで、快音が戻るか。本塁打を打てば、17日(同18日)の本拠地・レッズ戦以来、出場した試合では10試合ぶり。球場別では、メジャー26球場目のアーチとなる。第1打席は、相手先発のピーターソンの直球を逆方向へはじき返し、打球速度100・8マイル(約162・2キロ)の強い当たりを放ったが、左翼手に好捕された。ローバツ監督の見立て通り、復活弾が飛び出すかに注目だ。