元DeNAバウアー、今季中のNPB復帰遠のく メキシコの球団と今季終了まで契約延長

AI要約

メキシカンリーグのメキシコシティー・レッドデビルズと短期契約を結んでいた元DeNAのトレバー・バウアー投手が、シーズン終了まで契約を延長した。

バウアーはDV問題で出場停止処分を受けた後、DeNAでプレーしメジャー復帰を目指すも果たせず、今季はレッドデビルズで活躍中。

現在はリーグトップの成績を残しており、NPB復帰の可能性は極めて低い。

 メジャー復帰を目指しメキシカンリーグのメキシコシティー・レッドデビルズと短期契約を結んでいた元DeNAのトレバー・バウアー投手(33)が、シーズン終了まで契約を延長した。25日(日本時間26日)、同球団が発表した。これで今季中にNPBに復帰する可能性は極めて低くなった。

 バウアーはドジャースに移籍した21年にDV問題で出場停止処分を受け、昨季はDeNAでプレーし10勝4敗、防御率2・76をマーク。メジャー復帰を目指して退団したがメジャー球団との契約は果たせず、3月にレッドデビルズと4月11日から5月8日までの期間に5試合に投げる契約に合意。今月上旬にその契約をさらに1カ月延長していた。今季はここまで7試合に登板し5勝0敗、防御率1・50、62奪三振。勝ち星、防御率、奪三振はいずれもリーグトップとなっている。