2軍虎将トーク 阪神・和田豊2軍監督、2軍合流の井上広大にハッパ「もう1つレベルアップして、次、1軍で結果を出せるように」

AI要約

阪神2軍が新潟での試合は降雨中止となり、和田豊監督は井上広大選手に発奮を求める。

井上広大選手は1軍での経験を生かし、ファームでの打席に立つ重要性を説く。

和田監督は井上選手に声をかけ、再び頑張る姿勢を示す。

2軍虎将トーク 阪神・和田豊2軍監督、2軍合流の井上広大にハッパ「もう1つレベルアップして、次、1軍で結果を出せるように」

(2軍交流戦、オイシックス―阪神=降雨中止、28日、三条)阪神2軍は新潟に乗り込んだが、試合は降雨中止となった。和田豊2軍監督(61)は、27日に登録抹消となり、この日から合流した井上広大外野手(22)に発奮を求めた。主な一問一答は以下の通り。

――きょうから井上がファームに合流

「1軍上がって、打席に立たせてもらっていろいろ本人も感じたことあると思う。足りないところもわかったと思う。ただもう一回っていう気持ちでこっちに来ていると思うんでね。とにかく試合に出て、数多く打席に立って。やっぱりファームのピッチャーでも1軍を想定した打席っていうのを常に考えてね。1カ月近くいて、その中で最初はちょっと結果を出したけど、長いこといると相手も研究してくる。やっぱりそういうとこを乗り越えていかないといけない」

(続けて)

「もう1つは、常に4打席立てるわけじゃないんでね。1打席勝負にもなってくるんで。4打席立つと気持ちにも余裕があって、球種とかいろんな待ち方、張り方ができるかもしれないけど、1打席勝負となったときにどういう気持ちで立っていくか。また、特に原口とか、糸原とか、いま4打席立つ機会も多いけど、やっぱりそういうバッターの練習の姿勢っていうかね。まあキャンプから見ているとは思うんだけど、ほんとに1球を無駄にしないっていうようなね。ティーバッティング、フリーバッティング、そういうところをしっかり見習って、近くで勉強してきたと思うんでね。そういうものは続けていかないといけない。経験したことで感じたこと、反省点があると思う。もう1つレベルアップして、次、声が掛かるときには1軍で結果を出せるように。そういう気持ちでやっていかないと駄目だね。毎日ね」

――直接声も掛けた

「それはあいさつに来るんでね。内容はいちいち言わないけど。全然落ち込んでいるとか、へこんでいるとか、そういうことはないんでね。『もう一回頑張ります』と。当たり前なんだけど。もうそういう気持ちで、あした(29日)のゲームからやってほしいね」

――ノイジーは遠征には帯同しなかった