【安田記念・耳より】香港馬ヴォイッジバブルは泰然自若 軽め調整も高い潜在スピード示す

AI要約

香港でのGⅠ初制覇を果たしたヴォイッジバブルが来日後、好調な調教を積んでおり、左回りにも適応している様子。

雨の降る中でもダートコースでしっかりと調教を行い、大型馬でありながらも素早い身のこなしを見せている。

今後は芝コースでの調教を予定しており、更なる調整を行っていく予定。

【安田記念・耳より】香港馬ヴォイッジバブルは泰然自若 軽め調整も高い潜在スピード示す

[GⅠ安田記念=2024年6月2日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1600メートル]

 1月のスチュワーズC(香港)でGⅠ初制覇を達成したヴォイッジバブルは26日(日曜)に来日後、最初の強い調教(東京ダート=5ハロン71・9秒)を消化。「馬の感触はまずまずでしたし、状態にも満足しています。左回りも来日前に調整を行ってきましたし、レースまでには慣れてくると思います」とヤンキン・ラウ調教助手は〝アウェー〟の環境もどこ吹く風だ。

 28日朝は雨の降りしきる中、国際厩舎内の追い馬場で体をほぐしてからダートコース入り。スタンド正面からハッキングで1周し、1コーナー過ぎまで流した。550キロを超える大型馬だが、さばきに鈍重さはなく、バネの利いた身のこなしが高い潜在スピードを感じさせた。今後は30日に芝コースでギャロップ調教を行う予定だ。