西武コーチ陣は配置転換なし、渡辺久信GM兼監督代行「1年全うしてほしい」 チーム再建へ育成の支配下登録検討「数人を」

AI要約

西武は26日、成績不振の責任を取り、松井稼頭央監督が休養すると発表。渡辺久信ゼネラルマネジャーが監督代行を務めることも発表。

渡辺GM兼監督代行は、チーム再建に向けた補強について言及。新たな外国人選手やトレードについては未定。

コーチ陣の配置転換は行わず、現状のコーチ陣を支持。西武は攻撃陣の不振で最下位に沈んでいる。

西武コーチ陣は配置転換なし、渡辺久信GM兼監督代行「1年全うしてほしい」 チーム再建へ育成の支配下登録検討「数人を」

 西武は26日、成績不振の責任を取り、松井稼頭央監督(48)が休養すると発表。28日の中日との交流戦初戦から渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM=58)が監督代行を兼務することも併せて発表された。背番号は「72」。

 ベルーナドーム内で取材に応じた渡辺GM兼監督代行は、今後のチーム再建に向けた補強について「育成選手は前々から数人考えております。候補もいます」と新たに支配下選手登録を検討していることを明かした。新たな外国人選手やトレードについては「今のところ決まったことはありません」と話すにとどめた。

 コーチ陣の配置転換は行わない方針も表明。「今いるコーチ陣に責任を持って、やっぱこの1年全うしてほしいですし、やはりなかなかうまく機能しなくてみんな苦しんでる。もう顔を見てると分かるんです。みんな苦しんでいるんですけど、やっぱり1年間やっぱり全うしてね、1人でも2人でも多く、戦力としてみんな一軍の試合で活躍できるよう、今いるコーチ陣にコミュニケーションを取りながら、寄り添うことも大切だけど、時には厳しく言うことも大切なんじゃないかなと思っている」と話した。

 今季の西武は攻撃陣の不振が響いて、26日のオリックス戦を終えて15勝30敗。5位楽天と3・5ゲーム差の最下位に沈んでいた。