元なでしこ鮫島、晴れやかに引退 ファン、仲間が「原動力」

AI要約

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の2011年W杯優勝メンバーで、WEリーグ大宮のDF鮫島彩(36)が現役引退を決断し、周囲のファンや仲間への感謝を述べた。

鮫島彩は最終節のINAC神戸戦にフル出場し、今季全22試合で活躍。引退決定の理由や今後の展望を明かした。

筑波大大学院でWEリーグの研究を行っており、今後はさまざまな挑戦にチャレンジしたいとしている。

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の2011年ワールドカップ(W杯)優勝メンバーで、WEリーグ大宮のDF鮫島彩(36)が25日、さいたま市内で現役引退の記者会見を開き「周りに常にファンの方たちがいた。それが一番の原動力だった。一緒にプレーする仲間にも恵まれた」と、晴れやかに語った。

 同日の最終節INAC神戸戦にフル出場し、今季全22試合でプレーした。「ここ数年は1シーズンをやり切る覚悟だった。(決断が)いつかと言われたら、今週。やり切った気持ちになれた」と明かした。筑波大大学院でWEリーグの集客などを研究中で、今後は「いろいろなことにチャレンジしたい」と語った。