ソフトバンク・ウォーカーが2軍戦で豪快3ラン「かなり改善されてきた。コンタクトする確率が上がってきた」

AI要約

ソフトバンクのアダム・ウォーカー外野手がウエスタン・リーグで4日以来の2号3ランを放ち、打撃不振から復活を果たした。

ウォーカーは自身の改善を感じ、「自分のスイングができつつある」と述べている。

1軍での不振から再調整を経て、2軍で復調の兆しを見せているウォーカーは、強い球を打つことに集中している。

ソフトバンク・ウォーカーが2軍戦で豪快3ラン「かなり改善されてきた。コンタクトする確率が上がってきた」

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク11―4中日(23日、タマスタ筑後)

 ソフトバンクのアダム・ウォーカー外野手(32)が、ウエスタン・リーグで4日以来となる2号3ランを放った。

 「7番指名打者」でフル出場。初回2死一、三塁で、育成左腕の野中の142キロ直球を左越えに運んだ。「最高の結果。走者もしっかり返せて、一番いいホームランになった」と振り返った。

 巨人からトレード移籍して1年目の今季は右の大砲として期待されたが、開幕から20試合に出場して打率1割6分9厘、1本塁打、3打点の打撃不振に直面。4月30日に再調整のため出場選手登録を外れた。

 「(1軍では)打席での球の見え方などが良くなかった。自分の打撃を取り戻すことが一番の目的」。第2打席以降はノーヒット、1四球で4打数1安打3打点。2軍成績は13試合に出場して打率2割1分3厘、2本塁打、8打点となった。

 現状について「(不振時より)かなり改善されてきた。コンタクトする確率は上がってきて、自分のスイングができつつある」と分析。その上で「しっかり強い球を打つことを継続していく。それが自分のやるべきこと」と足元を見つめた。(浜口妙華)