初の戴冠か、シーズン無敗継続か…EL決勝に臨むアタランタ、レヴァークーゼンのスタメン発表！

■決勝

会場：ダブリン・アリーナ/2024年5月22日（水）28：00キックオフ※日本時間

　UEFA（欧州サッカー連盟）は22日、同日に行われるヨーロッパリーグ（EL）・決勝のアタランタ（イタリア）対レヴァークーゼン（ドイツ）における両チームのスターティングメンバーを発表した。

　今大会、両チームはグループステージからELに参加。アタランタはグループDに組み込まれており、4勝2分の勝ち点「14」を積み上げ、守田英正が所属しているスポルティング（ポルトガル）を抑えて首位通過。ストレートインを果たしたラウンド16では、スポルティングとの“再戦”を2戦合計3－2で制す。準決勝では優勝候補と目されていたリヴァプール（イングランド）相手に、アウェイ開催のファーストレグを3－0と完勝し、2戦合計3－1でベスト4へ入った。準決勝ではマルセイユ（フランス）を2戦合計4－1で制し、クラブ史上初のEL決勝進出を決めた。

　一方、今季のブンデスリーガで無敗優勝を成し遂げたレヴァークーゼンは、ELだけでなくDFBポカールでも決勝進出を果たしており、史上初の国内リーグ・カップ戦、ELの“3冠”、そして5大リーグにおいて初となる1シーズンの公式戦無敗を懸けて、大舞台に臨む。

　今季のELではグループHを6戦全勝と圧巻の成績を残すと、ラウンド16ではグループステージで同居したカラバフ（アゼルバイジャン）と“再戦”。後半アディショナルタイムまでリードを許しながら、終盤の劇的2発で2戦合計5－4と逆転勝利を飾った。準々決勝ではウェストハム（イングランド）、準決勝では昨季ファイナリストのローマ（イタリア）と対戦し、ともにファーストレグを2－0で制した後、セカンドレグでは終盤の劇的ゴールでドローへ持ち込み、公式戦無敗を継続。クラブが初めてタイトルを手にした1987－88シーズンの決勝（※当時は前身大会のUEFAカップ）以来、36年ぶりの決勝進出を果たした。

　このような状況で迎える決勝戦、両チームのスターティングメンバーが発表された。

　アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、今季の公式戦でチームトップの18ゴールを挙げているジャンルカ・スカマッカを筆頭に、ベラト・ジムシティ、エデルソン、トゥーン・コープマイネルスといった主力をスターティングメンバーとして送り出した。負傷の影響が懸念されていたマルテン・デ・ローンもメンバーに入った。

　一方、レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督も、今季ブンデスリーガのMVPに輝いたフロリアン・ヴィルツ、左サイドのスペシャリストことアレハンドロ・グリマルド、“闘将”グラニト・ジャカなど、主力を軒並みスタートから送り出した。パトリック・シックやヴィクター・ボニフェイスといったストライカーはベンチから出番を待つ。

　試合は日本時間でこの後28：00（23日の4：00）キックオフ予定。試合の模様はWOWOWにて独占生中継（放送＆配信）される。

　EL決勝に臨む両チームのスターティングメンバーは下記の通り。