巨人・阿部監督 堀田は「代えなかった僕が悪い」も“親心”「楽させたくなかった」「良い勉強に」

AI要約

巨人は中日に逆転負けを喫し、1分けを挟んで今季初の4連敗。最大5あった貯金が1に減った。

先制したものの、堀田が6回につかまり逆転負け。監督は代えずに投げさせたことを悔やむ。

岸田がプロ初のクリーンアップに入るも無安打。次戦は敵地・甲子園での阪神戦に意気込む。

巨人・阿部監督 堀田は「代えなかった僕が悪い」も“親心”「楽させたくなかった」「良い勉強に」

 ◇セ・リーグ 巨人2―4中日(2024年5月22日 東京D)

 巨人は中日に逆転負けを喫し、1分けを挟んで今季初の4連敗。最大5あった貯金が1に減った。

 丸の初回先頭打者アーチで先制し、3回には岡本和の犠飛で2点をリード。

 だが、5回まで3安打無失点と好投していた先発右腕・堀田が2―0で迎えた6回につかまった。2死走者なしから田中、福永に連続四球。細川の適時打とカリステの2点適時二塁打で一挙3点を失い、痛恨の逆転負けとなった。

 阿部慎之助監督(45)は堀田について「見ての通りだね。代えなかった僕が悪いので。けどあそこで代えてね、楽させたくなかったっていうのはあったね」とし、「自分で四球出したんだからね」と6回を投げ切ってもらいたかった“親心”をチラリ。「良い勉強になったと思いますよ」と続けた。

 また、前日21日の同戦でプロ7年目にして初の3安打猛打賞をマークしていた岸田をこの日はプロ初のクリーンアップとなる5番に据えた。結果は4打数無安打に終わったが、「ずっと状態良かったんで、うん」と振り返った。

 23日は試合がなく、24日からは交流戦突入前のラストカードとなる敵地・甲子園での阪神3連戦。「なんとか勝ち越せるようにやりたいなと思いますし、本当に泥臭くやって交流戦入れれば良いかなと思います」と話していた。