【巨人】先発・堀田賢慎が5回無失点 東京ドームでの初Vへ勝ち投手の権利 内海コーチ「粘り強く投球はできている」

AI要約

堀田賢慎投手が誕生日に勝利を目指す

丸佳浩の先頭打者アーチで巨人が先制

堀田が初勝利に向けて無失点で5回投げる

【巨人】先発・堀田賢慎が5回無失点 東京ドームでの初Vへ勝ち投手の権利 内海コーチ「粘り強く投球はできている」

◆JERA セ・リーグ 巨人―中日(22日・東京ドーム)

 21日に23歳の誕生日を迎えた巨人・堀田賢慎投手が今季4勝目、東京ドームでの初勝利を目指して先発。5回を3安打無失点で勝ち投手の権利を得た。

 1回、丸佳浩外野手の先頭打者アーチで巨人が先取点を挙げた。中日の先発・小笠原慎之介投手の直球を鋭くとらえ、右翼スタンドに運ぶ3号ソロ本塁打。23年6月4日の交流戦・日本ハム戦(東京ドーム)以来、通算11本目の先頭打者アーチで、チームに勢いをつけた。

 追加点がほしい巨人は3回、先頭の丸が右前打。この試合2番に入る坂本勇人内野手は左翼線二塁打を放ち、通算二塁打が250本となり、元阪急の福本豊氏にを抜く単独2位となった。続く吉川尚輝内野手は一ゴロに倒れたが、岡本和真内野手はファウルで粘ってから左犠飛を放ち、2点目を挙げた。

 4回は先頭で長野久義外野手が左前打、1死から泉口友汰内野手も左前打での一、二塁から、堀田が1軍でプロ初となる送りバントを決めて2死二、三塁とチャンスを広げたが、丸は右飛に終わり追加点はならなかった。

 堀田は1回1死から田中幹也内野手に中前打、福永裕基内野手を四球で歩かせ一、二塁となったが、細川成也外野手を三ゴロ併殺打に打ち取り、立ち上がりのピンチを無失点で切り抜けた。

 2回は3者凡退、3回は1死から小笠原慎之介投手、小笠原慎之介投手に連続ヒットを許したが、田中は一直で、飛び出した二塁走者の小笠原もアウトとなりまたも併殺でピンチを脱した。

 4、5回は3者凡退に抑え、東京ドームでの初勝利の権利を得た。

 堀田の投球について内海哲也投手コーチは「ランナーを出しながらも守備の助けもあり、粘り強く投球はできていると思う。ただ全体的にボールが高いので高さの面で修正していって欲しい。中継ぎ投手もいっぱいいるので長いイニングというよりは1人ずつ1人ずつ勝負していって欲しい」と語った。