【巨人】逆転負け 広島に3タテ喰らい3位転落...3点を先制も高橋礼が末包に逆転3ラン被弾 井上2失点 平内も3失点 今季最多タイ9失点
巨人は、広島に逆転負けを喫し、3連敗で3位に転落。打線は初回に3点を先制するも、4失点し9-3で敗戦。高橋礼は自己最短で降板し2敗目を喫した。
広島はアドゥワの好投と末包の3ランホームランなどで大量リードを奪い、巨人を打ち負かした。
試合終盤には巨人の打線が沈黙し、広島が9-3で勝利を収めた。
■プロ野球 広島9ー3巨人 （19日 マツダスタジアム）
巨人は今季最多タイ9失点で広島に逆転負け。今季4度目の3連敗で21勝19敗3分の貯金2、広島と入れ代わり3位に転落した。今季2度目の同一カード3連敗、今季マツダスタジアムでは4敗2分で勝利がない。打線は初回に坂本と萩尾のタイムリーで3点を先制するが、先発・高橋礼が末包に逆転3ラン浴びるなど4失点。2回以降はわずか3安打に終わった。
スタメンは門脇はベンチ。泉口が2番ショート、萩尾が6番センター、佐々木が8番ライト、捕手には小林が入った。
広島の先発・アドゥワに1回、丸が四球、泉口は中飛、吉川は左安打で1死一・二塁に。岡本和は空振り三振も坂本が左中間にタイムリーツーベースを飛ばし1点を先制。
さらに萩尾がレフトへ2点タイムリーを弾き返し、3ー0とする。坂本の二塁打は通算449本目となり福本豊’（阪急）に並びNPB歴代2位タイとなった。1位は立浪和義（中日）の487本。
先発・高橋礼は今季8度目の登板、試合前まで2勝1敗、防御率1.37。今季の広島戦は3度目、1勝0敗、防御率0.75だった。
高橋礼は1回、秋山に四球、野間に左安打、菊池の一ゴロで1死二・三塁に。小園にレフト線にタイムリーを落とされ1点を返される。坂倉を遊飛も続く末包に左中間スタンドへ1号3ランを叩き込まれ、3ー4と逆転される。
高橋礼は1回を33球、3安打1四球の4失点（自責4）でプロ7年目で自己最短で降板し2敗目。2回は2番手・井上が三者凡退に抑えた。
井上は4回に坂倉と末包に連打され無死一・三塁から矢野を見逃し三振に取るも林にライト前にタイムリーを運ばれ、3ー5となる。
さらにアドゥワのバントを小林の三塁送球が野選になり1死満塁から秋山にレフトへタイムリーを流し打たれ、3ー6となった。
5回は3番手・平内が1死から坂倉に左安打、末包の中安打を萩尾が後逸し坂倉の帰還を許す。さらに1死三塁から矢野にレフトへ犠飛を打たれ、3ー8と大量リードを許した。
6回の攻撃で吉川の四球と岡本和の遊内安打で無死一・二塁から坂本、萩尾、山瀬は3者連続空振り三振に倒れた。
6回に続投した平内は菊池にレフトスタンド上段に2号ソロを放り込まれ、3ー9と今季最多タイの失点となった。
7回の攻撃は代打・オコエ、秋広、丸と3人で終わり8回も2死から岡本和が中安打も坂本は三ゴロに倒れた。
9回も無得点に終わった。
