【ラグビー】「パリで桜を咲かせられるように」女子7人制日本代表が練習公開 初メダルへ手応え

AI要約

ラグビー7人制女子日本代表「サクラセブンズ」がパリ五輪で初のメダル獲得を目指し、粘り強さを示す。

シンガポール大会で最高6位に入ったチームは、3年間の努力が実を結び進化を感じる。

五輪登録メンバー12人の選考を経て、パリでのメダル獲得に向けて全力を尽くす決意を示す。

【ラグビー】「パリで桜を咲かせられるように」女子7人制日本代表が練習公開 初メダルへ手応え

 パリ五輪(オリンピック)で初のメダル獲得を目指すラグビー7人制女子日本代表「サクラセブンズ」が22日、粘り強さに手応えを示した。

 埼玉・熊谷市内で練習を公開。今月に行われた世界最高峰シリーズのシンガポール大会では、今季最高6位に入った。平野優芽主将(24=ながとブルーエンジェルス)は「攻撃で人とボールが動き続ける。3年間やってきたラグビーの精度が上がってきた」とし、最下位の12位だった21年東京五輪後の進化を実感した。

 海外遠征を経て、6月下旬に五輪登録メンバー12人を決定する見込みとなっている。鈴木貴士ヘッドコーチ(43)は「強みを出し、グラウンド内外でチームに貢献できる選手」とセレクションポリシーを示した。

 チームをけん引する平野は「東京オリンピックでは思うような結果が出せなかった。メダル獲得ができるようにしたい。パリの地で桜を咲かせられるように頑張りたいです」。愛称にある桜の誇りを胸に、異国で勝負をかける。【松本航】