大谷翔平、あるぞパワー&スピードで最高の栄誉「40本塁打&40盗塁」達成すれば“クリーン組”でメジャー史上3人目 この日2盗塁で「41発&41盗塁ペース」

AI要約

大谷翔平選手が13盗塁を達成し、40本塁打&40盗塁ペースに乗せたことが話題になっている。

過去に達成した「40―40」達成者はメジャー史上5人のみで、内3人がステロイドの使用が発覚しクリーン組は2人だけだ。

大谷は自己最多の46本塁打を記録した21年と比べ、盗塁でも自己最多の26盗塁に近づいている。

大谷翔平、あるぞパワー&スピードで最高の栄誉「40本塁打&40盗塁」達成すれば“クリーン組”でメジャー史上3人目 この日2盗塁で「41発&41盗塁ペース」

◇21日(日本時間22日) ドジャース―ダイヤモンドバックス(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手(29)は地元のダイヤモンドバックス戦で二盗と今季初の三盗を決め、13盗塁はリーグ5位タイに浮上した。

 大谷は今季チーム51試合目で13本塁打、13盗塁。これでシーズン「41本塁打、41盗塁」ペースとなり、パワーとスピードのコンビネーションではメジャー最高の栄誉、「40本塁打&40盗塁」ペースに乗せた。

 いわゆる「40―40」達成は、メジャー史上5人のみ。直近は昨年ブレーブスのロナルド・アクーニャ(41発&73盗塁)で、大谷とともにMVPを満票受賞した。過去に「50―50」の達成者はいない。

 他の4人は、広島でもプレー経験がある2006年ヤンキースのアルフォンソ・ソリアーノ(46発&41盗塁)、1998年マリナーズの『A―ロッド』ことアレックス・ロドリゲス(42発&46盗塁)、96年ジャイアンツのバリー・ボンズ(42発&40盗塁)、88年アスレチックスのホセ・カンセコ(42発&40盗塁)。

 この中でA―ロッド、ボンズ、カンセコの3人は筋力増強剤ステロイドの使用が発覚したため、いわゆる『クリーン組』の達成は過去にソリアーノとアクーニャの2人しかいないとされる。

 大谷は本塁打は21年の46発が自己最多だが、盗塁は同年の「26」が自己最多で、既にその半分に到達したことになる。