ダルビッシュ、史上3人目の日米通算200勝 25イニング連続無失点…好記録続々

AI要約

パドレスのダルビッシュ有投手が史上3人目の日米通算200勝を達成した。

ダルビッシュ有投手は7回99球を投げて2安打無失点の快投を見せた。

また、MLB史上初の4先発連続無失点記録も達成した。

ダルビッシュ、史上3人目の日米通算200勝 25イニング連続無失点…好記録続々

■パドレス 9ー1 ブレーブス(日本時間20日・アトランタ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が19日(日本時間20日)、敵地で行われたブレーブス戦に先発登板し、史上3人目となる日米通算200勝を達成した。7回99球を投げ、わずか2安打無失点。9三振1四球の快投だった。NPBでは日本ハムで93勝、メジャーではレンジャーズ、カブス、パドレスで計107勝を積み重ねた。

 本来は18日(同19日)の同戦に先発予定だったが、悪天候のため中止となってスライド登板。初回から3点の援護をもらってマウンドに上がると、2死からオズナに左二塁打を許したが、オルソンから空振り三振。2回、3回も走者を許しながら無失点に抑えると、4回からは4イニング連続でパーフェクトに封じた。

 日米通算200勝は野茂英雄(日78勝+米123勝)、黒田博樹(日124勝+米79勝)に次ぐ大記録。昨年7月に日米通算196勝としたが10試合連続で足踏みし、今年4月には首の張りでIL(負傷者リスト)入りした。しかし、4月30日(同5月1日)の本拠地・レッズ戦で復帰すると今季初勝利。怒涛の4連勝で達成した。

 さらには、快挙を彩る好記録のオマケつきだ。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、メジャーでのキャリア初となる4先発連続無失点。37歳以上での4先発連続無失点は、1901年以降では2005年のケニー・ロジャース以来2人目となる。また、5イニングを投げ切っての4先発連続無失点はパドレス史上初だ。