常総学院、センバツＶ健大高崎に逆転勝利 島田監督ゲキに応えＶエース攻略 春季関東大会
AI要約
常総学院が健大高崎を逆転勝利し、センバツVエースを攻略。
3番池田翔吾外野手の逆転適時打や石垣元気投手の自己最速記録などが試合の要点。
島田監督の戦略やチームの挑戦姿勢が勝利に繋がった。
＜高校野球春季関東大会：常総学院6－5健大高崎＞◇準々決勝◇21日◇上毛新聞敷島球場
常総学院（茨城1位）が、今春センバツで優勝した健大高崎（群馬1位）に逆転勝利した。
3番池田翔吾外野手（3年）が、1点を追う3回に2点右前適時打を放ち逆転。健大高崎は左右2枚看板の佐藤龍月投手と石垣元気投手（ともに2年）がセンバツ以来約2カ月ぶりに公式戦で登板。先発石垣は自己最速を更新する152キロをマークも、失投を捉えられ5回6失点（自責3）を喫した。帝京（東京1位）は花咲徳栄（埼玉1位）との乱打戦を制し、8回コールドで勝利した。
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常総学院がセンバツVエースを攻略した。初回に先制を許し、2回まで無得点だったナインへ島田直也監督（57）から「工夫が見られない！」とゲキが飛んだ。1打席目で直球のボール球に空振り三振した池田は、バットを短く持ち、再び直球に狙いを定めて2打席目へ向かった。3回2死満塁の絶好機、内角に入ってきた149キロ直球を右前へ運んだ。センバツV右腕の石垣からの逆転打に「レベルが全然上なので、挑戦者の気持ちで」と世代屈指の剛速球に負けなかった。
島田監督は「（健大高崎の石垣＆佐藤が）久しぶりの公式戦で隙があるんじゃないかと。健大高崎さんとできることで、入りでちょっと浮かれているところがあった」と反省を口にしつつも、センバツV校からの1勝を笑顔で振り返った。
