ダルビッシュ有が日米通算200勝もダル節全開 次の目標「201勝」、トミー・ジョン手術は「楽しかった」
パドレス・ダルビッシュ有投手がブレーブス戦で2安打無失点の好投を見せ、日米通算200勝に到達。
ダルビッシュは次の目標を201勝目に定め、試合後は練習嫌いだった過去やトミー・ジョン手術についても語った。
連続イニング無失点は25まで伸び、気持ちを次の試合に集中するダルビッシュ。
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◆米大リーグ ブレーブス1―9パドレス(19日・米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)
パドレス・ダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)、敵地・ブレーブス戦に先発し、7回99球を投げて2安打無失点の好投で今季4勝目(1敗)を挙げ、日米通算200勝(日93、米107)に到達した。4登板連続無失点で、メジャー自己最長を更新する連続イニング無失点は「25」にまで伸びた。
大台に乗った右腕は「正直そんなに実感がないので、特にないですけど、とりあえず1回200に届いたのでホッとしています」と心境を明かしながら、次なる目標を問われると「201勝目ですね。次の試合またホームで投げると思うので、しっかり長いイニングを投げられるように調整していきたいと思います」と、すぐに目の前の一戦へ向けて気持ちを向けた。
試合後の取材の中ではダルビッシュ節も全開で、入団時に考えた200勝については「本当にまず練習したくない人だったので、そんなこと全く考えていなかった」と明かし、15年に受けて同年の登板が出来なくなった右肘のトミー・ジョン手術についても「トミー・ジョンはぼく楽しかったんで。リハビリ過程とか。仕事を出来ないのはもちろんダメでしたけど、もう1回色んな事が勉強できたり、トレーニング出来たりするところで、自分は楽しみながらやった」と振り返っていた。