リヴァプール、クロップ監督ラストマッチはウルブスに完勝! サポーターは感謝の大声援
リヴァプールはウォルヴァーハンプトンとの試合でクロップ監督の最後の試合を迎えた。
遠藤航が先発し、リヴァプールは数的優位を活かして先制点を挙げた。
クロップ監督率いるリヴァプールは2-0で勝利し、シーズンを終えた。
リヴァプールは19日、2023-24シーズンのプレミアリーグ最終節でウォルヴァーハンプトンと対戦した。
最終節での結果に関係なく3位でのフィニッシュが確定していたリヴァプール。それでも2015年からチームを率い、今季限りでの退任が決定しているユルゲン・クロップ監督の在籍ラストマッチとして、大きな意味を持つ一戦となった。
日本代表MF遠藤航が4試合連続の先発となった試合は前半から大きく動く。28分、ネウソン・セメドがアレクシス・マクアリスターに対して危険なファウルを犯したとしてVARオンフィールドレビューの末に一発レッドで退場となる。
チーム力の差に加えて数的優位も手にしたリヴァプールは34分に先制。右サイドからのクロスに中央のマクアリスターも頭で合わせてネットを揺らす。
さらに40分、右CKの場面で中央のコーディ・ガクポが頭で触れてこぼれたボールにモハメド・サラーが反応してシュート。ウルブスDFのブロックに遭ったボールをジャレル・クアンサが押し込んだ。
リードして試合を折り返したリヴァプールだが60分には突破を図ったジャンリクネ・ベルガルドを遠藤が倒したとして警告の笛。攻撃の芽を摘みながらも今季10枚目のイエローとなる。
終盤にはスタジアムからクロップ監督に感謝する声援が響く中、得点が動かずに2-0のまま試合終了。リヴァプールは24勝10分け4敗、86得点41失点の3位(勝ち点82)でクロップ監督下最後のプレミアリーグを終えた。遠藤はフル出場を果たしている。