巨人・杉内コーチ「1試合で評価が下がることはない」 痛恨逆転負けも自慢のリリーフ陣へ信頼は不変

AI要約

杉内俊哉投手チーフコーチは、巨人の逆転負けにもリリーフ陣への信頼を示し、横川やバルドナードの活躍を讃えた。

横川の好投やバルドナードの安定した投球を評価しつつ、逆転負けにも切り替えを強調する杉内コーチ。

リリーフ陣の奮闘を称えつつ、チーム全体の戦績を振り返り、今後に期待を寄せる杉内コーチ。

巨人・杉内コーチ「1試合で評価が下がることはない」 痛恨逆転負けも自慢のリリーフ陣へ信頼は不変

 ◇セ・リーグ 巨人4―5広島(2024年9月21日 マツダ)

 巨人は3点リードの8回に一挙4失点して痛恨の逆転負け。だが、杉内俊哉投手チーフコーチ(43)が自慢のリリーフ陣に寄せる全幅の信頼感に変わりはなかった。

 まずは、138日ぶり今季3度目の先発登板で自ら貴重な追加点となる適時打も放って6回6安打無四球1失点(自責0)と好投した横川について「ヨコ良かったね。頑張ってくれましたね。自分のピッチングしてくれました」と感謝。

 チームも残り8試合となり、今後の横川の起用法については「先発する機会があるかどうかは分からないですけど、でも、すぐには投げられないんでね。ちよっと何日間か空けて。中に入るのか、また先発で投げるのか分からないですけど」と続けた。

 中継ぎ陣は、最近は少し不安定な内容が続いていた2番手左腕・バルドナードが坂倉、末包を2者連続三振に取るなど7回の1イニングを3者凡退に仕留め「バルは良かったけどね」と杉内コーチ。

 だが、8回に3番手右腕・ケラーがピンチを招くと、右翼・浅野の失策もあり、4番手左腕・高梨、5番手右腕・船迫と次々に火消しに失敗して逆転負けとなった。

 それでも「まあまあ、そういう時もあると思って。切り替えてやるしかないですね、これは」とし、「今年ね、やっぱあのメンバーで勝ってきてますからね。今日の1試合で評価が下がることはないと思いますけど、はい」とこれまでチームの勝利を支えてきたリリーフ陣を改めてねぎらっていた。