別格の盗塁成功率92.5%! 50・50達成に邁進する大谷翔平が叩き出す“衝撃スタッツ”にMLB公式も唖然「彼はもっとも効率的方法で追う」

AI要約

大谷翔平が前人未到の「50本塁打・50盗塁」に挑戦している様子が描かれている。

 MLB公式のデータによると、大谷は効率的な方法で記録を更新しており、AB/HRと盗塁成功率の両方でトップに立っている。

 シーズン50本塁打以上を打った選手の最多盗塁数を超える「50・50」の難しさが示唆されている。

別格の盗塁成功率92.5%! 50・50達成に邁進する大谷翔平が叩き出す“衝撃スタッツ”にMLB公式も唖然「彼はもっとも効率的方法で追う」

 いよいよ偉業達成が秒読みに入ってきた。

 現地9月18日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でマイアミ・マーリンズと対戦して8対4で勝利。1番・DHで先発した大谷翔平は5打数1安打にとどまったものの、49盗塁目をマークして観衆を沸かせた。前人未到の「50本塁打・50盗塁」まで「48・49」と迫っており、残り11試合での完遂に注目が集まる。

 そんななか、MLB公式インスタグラムがひとつのデータを紹介した。過去にMLBで「40・40」を達成した6選手のデータを比較したものだ。「AB/HR(1本塁打にかかった打席数)」と「SB%(盗塁成功率)」のふたつを並べ、大谷はどちらの数値でもトップに立っていると指摘した。

 

 現地17日時点での数値ながら、MLB公式は「ショウヘイ・オオタニはもっとも効率的な方法で歴史を追い求めている」とコメント。「AB/HR」は12.25で、2番手バリー・ボンズ(1996年)の12.31をわずかに上回る。盗塁成功率は48個目の時点で92%(正しくは92.3%)と記されており、こちらも2番手ボンズの85%を凌駕。最新49個でみると、ここまで53回試みて4回しか失敗していない計算となり、92.5%と驚異的なスタッツを叩き出している。

 ちなみにシーズン50本塁打以上を打った選手の最多盗塁数は「24個」だという。ウィリー・メイズ(1955年)の「51・24」と、アレックス・ロドリゲス(2007年)の「51・24」。大谷が挑戦する「50・50」の壁がいかに別格であるかがよく分かるデータだろう。

構成●THE DIGEST編集部