「望んでいた解決策は…」 バイエルン・ミュンヘンのコンパニ監督が試合数について見解を示す。「休暇期間を義務付け」

AI要約

バイエルン・ミュンヘンの指揮官であるバンサン・コンパニ監督が、試合数の上限設定を提言。

カップ戦やクラブワールドカップの増加により選手の負担が増している状況。

コンパニ監督は選手の健康とクラブの利益を守るために上限設定が必要と主張。

75試合、80試合をプレーすることは現実的でないとコメント。

FIFPROの一員として選手の試合数の上限設定を求め続けており、選手、クラブ、コーチ陣全体にとって重要だと述べている。

「望んでいた解決策は…」 バイエルン・ミュンヘンのコンパニ監督が試合数について見解を示す。「休暇期間を義務付け」

 バイエルン・ミュンヘンの指揮官であるバンサン・コンパニ監督が、関心が集まっている試合数について言及し、上限を設けるべきだと提言した。イギリスメディア『BBC』が、現地時間20日に報じている。今季からUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)などがフォーマットの変更により試合数が増加。年間での試合数が膨大になってきている。

 

 ヨーロッパのカップ戦の拡大だけでなく、来夏にはFIFAクラブワールドカップも開催される予定となっており、強豪クラブはこれまでになかった数の試合をこなすことになる。そんな状況に先日、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリがストライキの可能性を示唆。バルセロナのフランス代表DFジュール・クンデは、ロドリの意見に公の場で賛同する意思を示している。

 今季からバイエルンを指揮するコンパニ監督は、注目が集まっている試合数について「75試合、80試合をプレーすることはもはや現実的ではない」と語り「私がずっと望んでいた解決策は、選手個人がプレーできる試合数に上限を設けることだ。上限を設け、選手に休暇期間を義務付ければいい」と見解を示した。

 さらに「これはここ数年、常に話題になっている。私はFIFPRO(国際プロサッカー選手会)の一員だったが、我々は常にこの問題を非常に真剣に受け止めていた」と付け加え「選手として、私はすでに出場できる試合数の上限を設定するよう求めてきた。上限は制限されるべきだ。そうすれば選手の健康とクラブの利益が守られる。そして最終的にはコーチ陣も守れる。彼らにとっても簡単なことではない。それは非常に理にかなっている」と言及している。