【RISE】王者門口佳佑が後楽園ホールを「幸楽苑」と書いてしまう挑戦者安本晴翔に「ズルい」

AI要約

RISEのフェザー級王座戦で、門口佳佑と安本晴翔が対戦することが決定。

会見では安本のボケや門口のリスペクトが話題に。

両者の対戦姿勢や人間性に注目が集まる。

 立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は20日、都内で記者会見を開催。「RISE182」(10月20日、後楽園ホール)で行われるフェザー級(-57・5キロ)王座戦3分5R無制限延長Rで対戦する王者門口佳佑(29=EX ARES※2度目の防衛戦)と挑戦者安本晴翔(24=橋本道場/同級2位)も出席した。

 話し下手&ボケ倒す安本について門口が「それも良いキャラでズルいですよ」と笑顔を見せるなど、この日の会見はピリピリ感は少なめ。写真撮影でも安本のスーツのフラップが半分ポケットに入ってしまっており、それに気づいたスタッフが途中で直しに行くと、門口が「また笑いを取られた」という表情で天を仰いだ。

 安本は今月8日のXへの投稿でも「試合決定! 10月20日幸楽苑ホール タイトルマッチが決まりました!」と「後楽園ホール」の文字を人気ラーメンチェーン店の名前と間違えるボケをかまし、その幸楽苑がSNS上でリアクションするなど話題となっていた。

 すでにONEでも2試合を戦っている安本と、3月にK-1王者軍司泰斗との頂上決戦で延長判定惜敗した門口の一戦。門口は「安本選手のファイトスタイルっていうのは、もっと勝ちに徹すれば勝率もめちゃくちゃ高いと思うんですよ。そこを気にせずにガンガン1ラウンド目から行ってるのは本当に僕にはないものなので、そこで勝負したいなと思います」と相手の土俵で戦うと宣言した。

 続けて「(安本は)本当にいいキャラしてるなっていう。いろいろ今ね、相手を下げるような発言だったりとか、なんかマイナス面で盛り上がったりとかすること本当に多いと思うんですけど。僕は本当に(格闘技は)スポーツだと思ってるんで。対戦相手にもちろんリスペクトもありますし。そういった試合を安本選手とだったらできるなと。このベルトも安本選手が持ってても、なんかいいなと思ってます」と、安本の人間性も評価した。

 すると安本が「(ベルトは)僕の方が似合う気がします、はい」と直球で返答。すると門口は「いや、そういった意味じゃなくて(笑い)。チャンピオンとして、どういう人間が持っていてほしいなとか、理想もあるんで。安本選手が持っててもいいなと思いますし。でもこれは今、僕のなんで。それは誰にも渡さないという気持ちです」と王者は改めて防衛を宣言した。