堀池空希が初のメイン 日中平和友好親善試合で3戦連続KO勝利目指す

AI要約

プロボクシングの試合前日計量が行われ、堀池空希とワン・ラクセンが対戦することが決定した。

堀池はプロデビューから3戦目でメインを務めることになり、3戦連続KOを目指して準備を進めている。

堀池は空手とキックボクシングの経験を持つ若手ボクサーで、今回の試合に向けて自信を持って挑む姿勢を見せている。

堀池空希が初のメイン 日中平和友好親善試合で3戦連続KO勝利目指す

◆プロボクシング ▽スーパーライト級(63・5キロ以下)8回戦 堀池空希―ワン・ラクセン(21日、東京・後楽園ホール)

 『WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE BOXING vol.23 日中平和友好親善試合』の前日計量が20日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた。「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U―NEXT」の強化育成指定選手である堀池空希(ひろき)=横浜光=は63・3キロの200グラムアンダーでパス。相手のワン・ラクセン(中国)63・1キロでクリアした。

 プロデビューから3戦目でメインを務めることになり、「すごくうれしい。倒して勝って、日中対抗戦を締めたい」と抱負を語った。これまで2戦ともKO勝利を収めており、3戦連続KOに向け、6月の試合からは足運びを意識して練習してきた。今回の試合のカギは「お互いしっかりボクシングを作っていく。どう組み立てるかが大事になる」と駆け引きを重要視して臨む。

 今回の試合に向け、東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ウエルター級(66・6キロ以下)王者の佐々木尽(八王子中屋)とスパーリング。「技術が高いのはもちろん、自信満々に(パンチを)振ってくる」と自身の長所はスピードだが、チャンスが来れば、思い切りよく攻め込み、倒しきるつもりだ。

 堀池は父・典久さんが極真空手の世界大会準優勝経験もある空手家。自身も空手やキックボクシングを経験し、兵庫・西宮香風高でボクシングの楽しさを知り、3年時から専念するようになった。東洋大に進み、今年4月にプロデビューした。アマチュア時代の成績は21勝(5RSC)7敗。

 戦績は22歳の堀池が2戦全勝(2KO)、24歳のワンが9勝(6KO)1敗。