ドジャース・大谷翔平、球団最多タイ弾で「49-51」に更新! 悲願のプレーオフ進出へ、4安打5打点の大暴れ

AI要約

大谷翔平選手が50盗塁と49号本塁打を達成し、プレーオフ進出に王手をかけた試合の様子。

大谷選手が2打席で適時打を放ち、2盗塁を成功させるなど、活躍が目立つ。

最終的に4打数4安打、5打点の成績を収め、日本人選手として23年ぶりの50盗塁を達成。

ドジャース・大谷翔平、球団最多タイ弾で「49-51」に更新! 悲願のプレーオフ進出へ、4安打5打点の大暴れ

◆ 史上初の「50-50」達成へ王手

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間19日のマーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。今季50盗塁目に続き、第4打席で49号本塁打を放った。

 マーリンズ先発は4年目右腕カブレラ。初回の第1打席はカウント2-2から甘く入ったチェンジアップを振り抜くと、打球は瞬く間に右中間フェンスへ直撃。打球速度114.6マイル(約184.4キロ)の弾丸二塁打を放つと、その後一死一、二塁となり、4番ウィル・スミスへの初球でダブルスチールに成功。さらに、スミスの犠飛で先制のホームを踏んだ。

 2回表、二死一、二塁の好機で迎えた第2打席はカウント1-0から外角低めのチェンジアップを振り抜き、リードを2点に広げる右前適時打。なおも一、三塁とすると、続くムーキー・ベッツへの2球目で今季51個目の盗塁に成功した。

 4点リードで迎えた3回表、二死一、三塁での第3打席は2番手左腕ベネツィアーノと対戦。フルカウントから内角高めのフォーシームを弾き返し、左中間を破る2点適時二塁打。果敢に三塁を狙った大谷はタッチアウトとなったが、今季7月2日以来の1試合3安打を記録した。

 そして、6回表の第4打席は3番手右腕ソリアーノと対戦。カウント0-1から低めのフォーシームを振り抜き、打った瞬間本塁打を確信。右翼2階席へ豪快な49号2ランを叩き込み、2001年にショーン・グリーンが記録した球団シーズン最多本塁打に並んだ。

 勝利すれば自身初のプレーオフ進出がかかる試合でここまで4打数4安打、5打点、2盗塁の大暴れ。日本人選手では2001年のイチロー氏以来23年ぶりにシーズン50盗塁の大台に到達。今季153試合目で「49本塁打-51盗塁」としている。