ロス五輪世代U―19日本代表 主将は大宮DF市原吏音に決定「キャプテンをやるつもりでいた」

AI要約

U-19日本代表がU-20アジア杯中国予選に向けた千葉合宿を終え、市原吏音が主将に決定した。

市原は経験豊富な選手としてチームをけん引し、力強いプレーを見せた。

予選では過密日程の中、タフに戦って勝ち上がる意気込みを示した。

 サッカーのU―19日本代表は19日、U―20アジア杯中国大会予選(21日開幕、キルギス)に向けた千葉合宿の最終日を迎えた。流通経大と練習試合を行い、7―2で勝利。主将はDF市原吏音(19=大宮)に決まり、28年ロサンゼルス五輪世代のチームをけん引する。20日にキルギスへ出発し、25日に初戦のトルクメニスタン戦に臨む。

 正式に主将に決まった市原はキャプテンマークを巻いて先発すると、前半終了(5―0)までプレーし勝利に貢献した。各年代別代表に選出され、1月にはアジア杯カタール大会でA代表のトレーニングパートナーを経験。試合後は自然と主将としての自覚と使命感を口にした。

 「この代では経験がある方だと思ってる。(今回の活動に)呼ばれた時にキャプテンをやるつもりでいたし、(主将)じゃなくても引っ張っていかないといけない存在だと思う。キャプテンだから、特にこれをやるとかはないけど、今まで通りプレーでも引っ張っていければ」

 予選はアウェーかつ中1日という過密日程で行われる。「やるしかない。自分たちは狙われる側だけど、受け身にならず自分たちのサッカーをやれば勝てる。全員でタフに戦っていきたい」と言葉に力を込めた。

 ▽U―20アジア杯中国大会 出場枠は開催国の中国を含めた16チーム。予選は45チームがA~J組までの10組に分かれて行う。日本はI組に入り、初戦でトルクメニスタン(25日)、第2戦でミャンマー(27日)、最終第3戦でキルギス(29日)と対戦する。予選の各組首位と、各組2位の中から上位5チームまでが出場権を獲得する。