昨季は22ゴール11アシストの大ブレイク パルマーは数字を維持できるか「最も難しい課題は、そのレベルを継続すること」

AI要約

昨季、プレミアリーグで大活躍したMFコール・パルマーに期待が高まっているが、数字を維持するのは容易ではない。

クラブOBのウィリアム・ギャラス氏は、パルマーにサッカーへの献身と犠牲が必要であり、一シーズンの活躍に満足するのではなく、長期にわたって最高の選手でい続けることを強調している。

新シーズンに入り、チェルシーがチームの顔ぶれやスタイルを変える中で、パルマーが昨季に近いパフォーマンスを維持できるか注目されている。

昨季は22ゴール11アシストの大ブレイク パルマーは数字を維持できるか「最も難しい課題は、そのレベルを継続すること」

昨季のプレミアリーグで1番のサプライズ選手と言えるだろうか。昨季リーグ戦で22ゴール11アシストと大暴れし、一気にチェルシーの中心になったMFコール・パルマー。まさかプレミア経験の浅いパルマーがいきなりここまで数字を伸ばすとは誰も予想していなかっただろう。

今季も1ゴール4アシストと見事な滑り出しだが、問題はこれを継続できるかどうかだ。クラブOBでもあるウィリアム・ギャラス氏は、数字を維持するためにもサッカーのことだけを考えて生活してほしいとエールを送る。1シーズンだけのブレイクで消えてしまう選手も少なくないからだ。

「パルマーは自分のレベルを維持する必要がある。昨季のようなシーズンをね。また次のシーズンも、そしてまたその次も。メッシとロナウドは15年から20年にわたって最高の選手だった。これは驚くべきことであり、最高のプレイヤーと認められたいならば、それが基準となる」

「パルマーが昨季チェルシーで成し遂げたことは、信じられないほど素晴らしいものだ。彼がまた同じことをする姿が見たい。トップレベルで1シーズンしか活躍できない選手はたくさんいる。選手にとって最も難しい課題は、そのレベルを継続することなんだ。それを達成するには、信じられないほどの献身と犠牲が必要だ。修道士のように生きなければならないよ。前年よりもハードワークしないといけない」(英『Daily Mirror』より)。

今季は指揮官も代わっており、相変わらずチェルシーは移籍市場でも忙しい夏を過ごしている。チームのスタイルや顔ぶれが変わる中で成績を維持するのは簡単ではないが、パルマーは昨季に近い数字を残せるだろうか。