関浩哉、地元タイトルは渡さない!優良機・50号機を手に頂点目指す【桐生ボート・ヤングダービー前検日】

AI要約

ヤングダービー前検日に、相性抜群の地元選手関浩哉が期待される。

自身3度目のG1制覇後に不満を抱えながらも、ヤングダービーでの活躍に期待がかかる。

50号機の良好な状態や外枠でも戦える地元水面での挑戦に注目が集まる。

関浩哉、地元タイトルは渡さない!優良機・50号機を手に頂点目指す【桐生ボート・ヤングダービー前検日】

◇17日 プレミアムG1「第11回ヤングダービー」前検日(群馬県・桐生ボート)

 地元タイトルは誰にも渡さない。開催を心待ちにしていた関浩哉(29)=群馬=が、相性抜群のヤングダービーで主役を演じる。

 今年は1月のBBCトーナメントで自身3度目のG1制覇を達成。最高の船出にみえたが「夏場からペラの調整が当たっている感じがしない。ちょっとリズムを崩しているし、面白くない節が続いている」と不満を漏らし、グレードレースはもちろん、一般競走でも苦戦する日々が続いた。

 そんな不安を払拭するのにこの大会は最高の舞台。2018年の浜名湖で初優勝を飾ると21、23年に準優勝と実績を残しており「相性が一番いいのは分かっている」と胸を張る。

 手にした50号機は2連対率が40%を超える優良機。まだ気になる部分こそあったが「ターン回りはエンジンの良さなのか、ゾーンが広くて乗りづらさが出ない感じ。押しもありましたね。まずまずのエンジンが引けて良かった」と胸をなで下ろす。

 初日ドリームは5号艇。勝手知ったる地元水面なら外枠でも戦うイメージはいくらでも頭に浮かぶ。「しっかり考えて一走一走やりたい」。頂点だけを静かに見つめる関の挑戦が幕を開ける。