「もううんざり。選手の声に耳を傾けて」アリソン、CL新フォーマット+過密日程を非難

AI要約

リヴァプールGKアリソンは、CLの新フォーマットに苦言を呈した。フォーマット変更による試合数増加や選手の負担軽減の必要性を訴えた。

アリソンは、選手の意見を無視して試合数増加が行われていることに対し、選手の声も重要であり、選手の意見を尊重すべきだと述べた。

選手は常にベストを尽くすことが重要であり、疲れた状態での競争や試合に支障が出る可能性があるため、選手の意見を考慮した解決策が必要だと主張した。

「もううんざり。選手の声に耳を傾けて」アリソン、CL新フォーマット+過密日程を非難

リヴァプールGKアリソンは、チャンピオンズリーグ(CL)の新フォーマットに苦言を呈した。

今シーズンから大きくフォーマットが変更となったCL。出場クラブ数が「36」、試合数が「189」へと増加し、さらにグループステージ制が廃止。全36クラブが1つのリーグの中で異なる対戦相手と8試合(ホーム4試合&アウェイ4試合)を戦うリーグフェーズがスタートする。この結果、決勝トーナメント前の試合数も「6」から「8」に増加し、また1月末まで戦いが続くことになる。

アルネ・スロット監督新体制で今季をスタートしたリヴァプールは、17日にリーグフェーズの初戦でミランと激突する。しかしGKアリソンは、クラブと代表での活動によって深刻化する過密日程に苦言を呈した。

「サポーターにとっては素晴らしいことだね。試合数も、ビッグマッチも増えるんだから。そして僕ら選手にとって、タフな試合をカレンダーに追加するのはいつだって良い考えだよ! もちろん皮肉だけどね!」

「試合数を増やすことについて、誰も選手にどう思うか聞いてないんだ。僕らの意見は重要じゃないのかもね。だけど、試合が増えることについて選手がどう考えているのか、誰もが知っていると思う。もうみんながうんざりしているよ。とはいえ、直面する巨大な課題に集中しないとね」

また、「選手の負担軽減のために意思決定者に何を望むか?」と問われたアリソンは、「僕が応える質問じゃないよ」としつつ以下のように続けている。

「メディアやテレビ、UEFAやFIFA、プレミアリーグと国内カップ戦など、様々な面があることは理解している。全員ですべての意見を聞かないと。僕らも愚か者じゃないし、理解はあるよ。みんながもっと試合を望んでいることもね」

「でも、僕が言ったすべての人たち、つまりカレンダー作成者が選手を含むすべての意見を聞くのが妥当だろう。多くの選手がそう言ってきたはずだ。僕らはただ、耳を傾けてもらう必要があるだけなんだ。一緒にフットボールが目指す方向について考えていることを理解し合いたい」

「僕らが望むのは、常にベストを目指すこと。疲れていたらハイベルな競争ができなくなる。フットボールのためにも、選手のためにも、良い解決策に近づいているとは思えないんだ」