1年6カ月の長期休養から復帰2戦目…ロバートソンキーは「馬体絞れてきた」/オールカマー

AI要約

オールカマー(G2、芝2200メートル)が行われる中、ロバートソンキーが再起に燃える

長浜牧場の生産馬で、祖母トウカイテネシーの全兄がトウカイテイオーという血統背景を持つ

林師は復活を期待し、重賞初制覇に向けて伊藤工真騎手と共に努力中

1年6カ月の長期休養から復帰2戦目…ロバートソンキーは「馬体絞れてきた」/オールカマー

 日曜中山は伝統の中距離重賞、オールカマー(G2、芝2200メートル、22日、1着馬に天皇賞・秋優先出走権)が行われる。

 22年の2着馬ロバートソンキー(牡7、林)が再起に燃えている。1年半ぶりの前走ジュライCは11着。1年半ぶり、骨折した脚もとを考慮したダート起用で成績は奮わなかったが、中間は豊富な調教を積んできた。火曜朝(17日)はダート、ウッドを流してから坂路を登坂。4ハロン61秒7-13秒8としまいを伸ばして、18日の最終追い切りに備えた。林師は「1度使って、馬体が絞れてきました。脚もとも固まってきたし、今までで一番負荷をかけた調教をしています。(伊藤)工真(騎手)となんとか重賞を取りたいです」と力を込めた。

 長浜牧場の生産馬で、祖母トウカイテネシーの全兄がトウカイテイオーという血統背景。3歳秋の神戸新聞杯では無敗の3冠馬コントレイル、ヴェルトライゼンデに次ぐ3着に好走した実績もある。実力馬の復活、悲願の重賞初制覇なるか注目だ。

 【松田直樹】