【MLB】Dバックス痛恨のサヨナラ負け 先発ケリーの好投実らず Wカード争い3位のメッツと1ゲーム差に

AI要約

ダイヤモンドバックスはロッキーズとの3連戦で初戦を落とし、ワイルドカード争いが激化

メリル・ケリーが好投するも打線が奮わず、セサハルバーセンが勝利投手に

ワイルドカード争いで3位のメッツとの差が1に縮まり、残り試合は厳しい戦いとなる

【MLB】Dバックス痛恨のサヨナラ負け 先発ケリーの好投実らず Wカード争い3位のメッツと1ゲーム差に

 日本時間9月17日、ダイヤモンドバックスは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ3連戦がスタート。その初戦は初回にケテル・マルテの一発で先制したものの、2対3でサヨナラ負けを喫し、ワイルドカード争い3位のメッツとのゲーム差が1に縮まった。ロッキーズ4番手のセス・ハルバーセンは2イニングを無失点に抑え、2勝目(0敗)をマーク。ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーは6回2安打1失点の好投を見せたが、4番手のライアン・トンプソンが5敗目(7勝)を喫した。

 ダイヤモンドバックスは初回先頭のコービン・キャロルが三塁打を放ってチャンスメイクし、次打者マルテの32号2ランで先制。先発のケリーは4回裏先頭のエゼキエル・トーバーに24号ソロを浴びたものの、6回2安打1失点の好投を披露した。ところが、打線はなかなか追加点を奪えず、7回裏には2番手のケビン・ギンケルがハンター・グッドマンに12号同点ソロを被弾。そして、9回裏に4番手のトンプソンが無死1・2塁のピンチを招くと、ブレンダン・ロジャースのセカンドゴロで併殺を狙った遊撃ヘラルド・ペルドモの一塁への送球が悪送球となり、2対3でサヨナラ負けとなった。

 8月中旬に首位ドジャースまで2.5ゲーム差に迫ったダイヤモンドバックスだが、8月下旬以降は勝ったり負けたりの状況が続いており、直近19試合は8勝11敗。残りの試合数を考えると、逆転での地区優勝はほぼ絶望的であり、ワイルドカードを死守できるかどうかという状況になりつつある。現時点でワイルドカード争いの2位につけているが、3位メッツと1ゲーム差、4位ブレーブスとは2ゲーム差。まだまだ安全圏とは言えず、あす以降の1試合1試合が負けられない戦いとなる。