カブス・今永昇太、日本人左腕最多タイ14勝目&自己最多11K 鈴木誠也は3安打援護で7戦連続安打マーク

AI要約

シカゴ・カブスがアスレチックスとのカード初戦で大勝し、今永昇太投手が6回2失点の好投で勝利した。

鈴木誠也外野手は3安打を記録し、7試合連続安打を達成。カブスは18安打、9得点で快勝し、ワイルドカード争いで5ゲーム差を縮めた。

今永は11奪三振を記録し、今季14勝目を挙げて日本人左腕で最多勝を達成。鈴木の活躍もあり、チームはプレーオフ進出へ前進した。

カブス・今永昇太、日本人左腕最多タイ14勝目&自己最多11K 鈴木誠也は3安打援護で7戦連続安打マーク

○ カブス 9-2 アスレチックス ●

<現地時間9月16日 リグリー・フィールド>

 シカゴ・カブスがアスレチックスとのカード初戦に大勝。先発した今永昇太投手(30)は6回2失点の投球で勝利投手。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、3安打を記録した。

 今永は初回、試合開始の第1球で先頭打者ウィルソンに三塁打を浴び、一死一、三塁とピンチを背負いながらも無失点の立ち上がり。先制直後の2回表は、一死一塁から8番ネビンを見逃し三振に仕留め、このアウトにより今季の規定投球回に到達。9番スチュエマンを左直とし、この回も無失点で終えた。

 大量6点リードの3回裏には、2番ルーカーに38号2ランを浴びるも、後続を三者連続三振。その後も毎回の11奪三振で今季最多を更新。初回から毎回走者を背負いながら失点を2ラン被弾のみに抑え、2002年の石井一久氏に並んで日本人左腕最多となる14勝目を手にした。

 カブスは初回、二死から鈴木、コディ・ベリンジャー、アイザック・パレデスの3連打で先制に成功。2回裏には、スワンソンの15号3ランなど一挙5点を追加し、最終的に18安打、9得点で快勝。12試合を残し、試合終了時点でナショナル・リーグのワイルドカード圏内まで5ゲーム差としている。

 この試合の今永は6回99球を投げて5安打、3四球、11奪三振、2失点という投球。MLB1年目での規定投球回到達は昨季の千賀滉大(メッツ)に次いで日本人8人目の快挙となった。今季成績を14勝3敗とし、防御率はナ・リーグ3位の『3.03』に低下させた。

 また、鈴木は5打数3安打の活躍で7試合連続安打をマーク。今季成績は打率.278、OPS.835となっている。