【RIZIN】榊原CEOがABEMA独占インタに登場「平本は今後で証明、期待するのは千裕」

AI要約

格闘技イベントRIZINを運営するRIZINファイティング・フェデレーション(FF)の榊原信行CEOがABEMAの独占インタビューに答えた。

CEOは過去の試合や今後の展望について語り、平本蓮のドーピング疑惑にも言及した。

また、今後のRIZINの方向性や注目選手などについてもコメントした。

RIZIN48の対戦カードや魅力、榊原CEOの期待する選手について触れられた。

さらに、ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeでCEOのインタビュー全容が公開されている。

記事全体では、RIZINの歴史、今後の展望、注目選手、疑惑騒動など幅広い話題がカバーされている。

【RIZIN】榊原CEOがABEMA独占インタに登場「平本は今後で証明、期待するのは千裕」

 格闘技イベントRIZINを運営するRIZINファイティング・フェデレーション(FF)の榊原信行CEO(60)が16日までにABEMAの独占インタビューに答えた。

 「Yogibo presents RIZIN48」(29日、さいたまスーパーアリーナ)を「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で全試合生中継するABEMAが独占インタビューの様子を「ABEMA」格闘チャンネル公式YouTubeで公開した。

 7月に行われた「超RIZIN3」について、榊原CEOは「RIZINを2015年に立ち上げて、過去のK-1とかPRIDEの時代に見られていた風景を、今の時代にもう一度再現することが一つのテーマとしてあったんですけど、さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンにたどり着くまでそれでも9年かかるという。ちょっと感慨深いものもあったし、当日のファンの方たちによる熱量も選手たちの試合も本当に素晴らしい作品となったと思っています」と振り返った。

 その上でメインイベントで朝倉未来に1RKO勝ちした平本蓮によるドーピング疑惑騒動についても「平本連も朝倉未来もこの試合に人生を懸けて、両選手がこの試合を代表的な試合と挙げるくらいさまざまなものを積み上げてきた作品だったので、ケチがついてしまったというのがすごく残念です。平本に向けられた疑惑の目というのは完全には払拭(ふっしょく)できていないと思うので、これから彼が格闘家として未来に向けて積み上げていくことで変えられるものだと思う」と、平本がこれからの未来で“無実”だったと証明することに期待した。

 さらに榊原CEOは「(RIZINとしても)今回を機にプロモーターとして勉強するというか、しっかり考察をしてその中で日本のプロ格闘技団体としてどうあるべきか模索をしていきます。世界に通用する、それでいてファンの方たちが中立で公正公平な舞台だということを疑わずにこれからもRIZINを見続けてくれるような、信頼をしてもらえるような体制づくりをしていく」と今後への見通しを語った。

 そんな榊原CEOがいま期待している選手として名前を挙げたのは、RIZINフェザー級王者で、平本とは犬猿の仲の鈴木千裕。「期待しているというか、これから覚醒してもっと求心力をつけてほしい。RIZINという舞台で彼が成し遂げてきているもの、みんなに伝えたいことは伝わりつつあると思う。年齢的なことを考えても向こう5年、10年近くはトップ戦線を張れるし、世界に挑めるポテンシャルはあると思っています」と話した。

 また同CEOは「RIZIN48」の対戦カードについて“2大タイトルマッチ”と若い10代の選手とベテランによる“新旧対決”が見どころであると説明し、「世代交代というか世代闘争みたいなものもしっかり見られるカード。骨太なカード編成ができたかなと思います」とコメントした。そのほか、榊原CEOが語った「RIZIN48」の見所やRIZINの未来についてはABEMA格闘チャンネル公式YouTubeで見ることができる。