パリ五輪金の北口榛花が帰国「水泳やバドミントンをトレーニングに」来季への新・練習方法も検討中

AI要約

陸上女子やり投げで8月のパリ五輪金メダル、今月14日のダイヤモンドリーグ・ファイナル(ブリュッセル)で日本勢初の2季連続優勝を達成した北口榛花が帰国。調子が良い時期と悪い時期を乗り越え、重要な試合で勝利を収めたことを喜び、シーズンオフに向かうことを語った。

北口は来季へ向けてのトレーニングに水泳やバドミントンなど他の競技を取り入れたいと述べ、新たな練習方法を検討している。自身の原点を大切にし、東京での世界陸上に向けて準備を進めている。

北口は今季の成績には満足しておらず、自己ベストを更新できなかったことに悔しさを感じているが、良い記録を残したことに喜びを感じている。

パリ五輪金の北口榛花が帰国「水泳やバドミントンをトレーニングに」来季への新・練習方法も検討中

 陸上女子やり投げで8月のパリ五輪金メダル、今月14日のダイヤモンドリーグ・ファイナル(ブリュッセル)で日本勢初の2季連続優勝を達成した北口榛花(JAL)が16日、羽田空港に帰国。都内で行われた会見に出席し「今年のシーズンの初めはあまり調子が良くなかった中で、重要な試合で勝ち切れたことはすごく大きなことだと思います。今季は自己ベストが出ず悔しいですが、大事なところで良い記録は出せました。来年以降、記録をしっかり出せる状態でシーズンに臨みたいと思います」と笑顔で振り返った。今季はこれでシーズンオフ。「休んで充電期間に入りたいと思っています」と話した。

 来季へ向けてのトレーニングについては「自分の原点であるものを大事にした方がいいと思っています」と北口。「水泳やバドミントンを何らかの形でトレーニングに結びつけていけたら、もっと自分がやりやすいトレーニングになると思っています。2つ(の競技)があったからこそ、今の投げのスタイルが確立されていると思っている。そこからトレーニングに結びつけたいと思っています」と東京での世界陸上も控える来シーズンへ、新しい練習方法も検討していく。