最悪の無駄遣い…。ユベントス歴代“不良債権”ワーストイレブン【FW】レンタル料すら無駄…。怪我がち、逮捕歴も
ニクラス・ベントナーはユベントスにとって失敗した補強の一例であり、移籍期間中にほとんどプレーすることができず、問題行動も目立った。
ユベントスは150万ユーロのレンタル料を支払ってベントナーを獲得したが、期待に応えることはできなかった。
ベントナーは素行に問題があり、負傷離脱中にもトラブルを起こしていた。
ユベントスはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でユベントスが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
FW:ニクラス・ベントナー(元デンマーク代表)
生年月日:1988年1月16日
在籍期間:2012年夏~13年夏
移籍金:レンタル
クラブ通算成績:11試合0得点0アシスト
ニクラス・ベントナーはアーセナルからレンタルでの加入だったが、全く不要な補強だった。
ユベントスは市場閉鎖間際の8月31日に、アーセナルからベントナーを獲得。前線補強の必要性があったため、150万ユーロ(約2.1億円)と言われるレンタル料で慌てて獲得した形だった。
すでに開幕していたシーズンで出遅れたベントナーがようやく起用できるコンディションになったのは10月末。だが、2試合に先発したあとはもうスターティングメンバーに名を連ねることはなかった。12月にはももの負傷で離脱。シーズン後半戦は最終節に途中出場しただけだった。
アーセナル時代から素行に問題があったベントナー。負傷離脱で母国に戻っているときには、飲酒運転で逮捕されている。ピッチ上で何もできず、ピッチの外でトラブルを起こしただけの1年だった。