【秋場所】豊昇龍が4勝目にも「やっちゃった…」 過剰警戒&禁断技に反省しきり

AI要約

大関豊昇龍が幕内若元春を逆転勝ちし、星を4勝4敗の五分に戻す。

豊昇龍は相手の得意技に苦しむも、最後は首投げで勝利。

豊昇龍は勝利を振り返り、自己評価に反省を示しつつ次戦に向け気持ちを切り替える。

【秋場所】豊昇龍が4勝目にも「やっちゃった…」 過剰警戒&禁断技に反省しきり

 大相撲秋場所8日目(15日、東京・両国国技館)、大関豊昇龍(25=立浪)が幕内若元春(30=荒汐)を退けて星を4勝4敗の五分に戻した。仕切りでは、相手をにらみつけるなど気合十分。相手得意の左四つで土俵際まで寄られるも、最後は右脚をはね上げながら首投げで逆転勝ちした。

 取組後は「もっと前に出たかったけど、手をつく前に相手が何かしてくる気がして、見ながら行ったほうがいいと思った。(相手が)目を合わさなかったので、何かやってくるのかなって。考えすぎたかな。(最後は)投げようと思っていなかったけど、やっちゃった。勝って良かったけど、相撲に関しては良くない」と反省しきり。

 場所後半に向けて「相手の強い形(左四つ)にしてしまった。そこは反省して、自分の相撲を取っていきたい」と気持ちを切り替えた。