羽生結弦が「能登半島復興支援チャリティー演技会」出演 被災者への思い込め「春よ、来い」演じる

AI要約

フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たした羽生結弦らが参加した「能登半島復興支援チャリティー演技会」が石川県で開催された。

演技会には羽生をはじめとするプロスケーターだけでなく、書道部や和太鼓チームも出演し、収益は石川県に寄付されるという。

羽生は自身も震災で被災経験があり、被災者の気持ちを理解していることから、石川県での演技に意義を感じている。

羽生結弦が「能登半島復興支援チャリティー演技会」出演 被災者への思い込め「春よ、来い」演じる

 フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦(29)らが出演する「能登半島復興支援チャリティー演技会」が15日、1月の能登半島地震で大きな被害を受けた石川県で行われた。

 当演技会は羽生、2012年世界選手権銅メダルの鈴木明子氏、15年世界選手権銀メダルの宮原知子氏、14年四大陸選手権覇者の無良崇人氏、能登高校の書道部、和太鼓チーム「輪島・和太鼓 虎之介」が出演し、映像で配信。生配信、見逃し配信の収益は石川県に寄付される。

「能登のために何かできることはないか」と模索していた羽生の思いが石川の地元局・テレビ金沢に届き、当演技会の開催が実現。羽生は「自分にできることがあればなんでもやりたい」とメールやリモート会議でアイデアを出したという。

 自身も2011年東日本大震災で被災。被災者の気持ちを理解しているからこそ「現地の人たちの元気に少しでもつながるように滑りたい。石川県で滑ることに意味を感じている」。当演技会のタイトルは「挑戦 チャレンジ」。羽生が演じた「春よ、来い」には、復興への願いが強く込められていた。