【MLB】アストロズ・菊池雄星が7回3安打3失点の力投で9勝目 移籍後の登板試合はチームが8戦全勝

AI要約

アストロズがエンゼルスを5対3で破り、同地区対決3連戦の初戦を制す。

菊池雄星が7回85球の力投で5連勝目を挙げ、移籍後8試合すべてで勝利を手にする。

アルトゥーベやアルバレスの活躍でアストロズがリードし、ジョシュ・ヘイダーが30セーブ目を記録。

【MLB】アストロズ・菊池雄星が7回3安打3失点の力投で9勝目 移籍後の登板試合はチームが8戦全勝

 日本時間9月14日、アストロズは敵地エンゼル・スタジアムでのエンゼルス3連戦がスタート。その初戦は4点を先行したあとに3点を返されたが、9回表に1点を追加して5対3で勝利し、同地区対決3連戦の初戦をモノにした。アストロズ先発の菊池雄星は7回85球を投げて被安打3、奪三振6、与四球2、失点3の力投を見せ、自身5連勝となる9勝目(9敗、防御率4.29)をマーク。3番手のジョシュ・ヘイダーが30セーブ目を挙げ、エンゼルス先発のサミュエル・アルデゲリは2敗目(1勝)を喫した。

 初回のチャンスを生かせなかったアストロズだが、2回表一死満塁からホセ・アルトゥーベの押し出し四球とヨーダン・アルバレスの犠飛で2点を先制。3回表にはアレックス・ブレグマンが23号2ランを放ち、エンゼルス先発のアルデゲリを早々にノックアウトした。直後の3回裏にノーラン・シャニュエルのタイムリーなどで2点を返され、4回裏にはミッキー・モニアックの14号ソロで1点差に詰め寄られたが、9回表に主砲アルバレスの33号ソロで貴重な追加点をゲット。5対3で同地区対決3連戦の初戦を制した。

 アストロズ移籍後8度目の登板となった菊池は、3回裏に2つの四球を与えるなど、試合序盤はやや不安定なピッチングとなり、4点を先制してもらいながらも4回までに3失点。しかし、5回以降の3イニングはいずれも三者凡退に抑え、85球で移籍後最長タイの7イニングを投げ抜いた。自身5連勝となる9勝目を手にし、2年連続の2ケタ勝利に王手。なお、菊池が移籍後登板した全8試合でアストロズは勝利しており、菊池自身も5勝0敗、防御率3.19とトレード補強はここまで大成功を収めている。