前半だけで5バーディも後半失速… 石川遼は悔しさ滲ませ「パットだけよかった」

AI要約

石川遼は、2日目のラウンドで6バーディ・4ボギーのスコアを出し、トータル4アンダーで競技を終えた。

石川は前半ホールで良いスコアを伸ばすも、後半に入るとミスが増え失速した。

石川は13番での意外なミスが悪い流れを呼び寄せ、最後まで影響を残した。

前半だけで5バーディも後半失速… 石川遼は悔しさ滲ませ「パットだけよかった」

<ANAオープン 2日目◇13日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7066ヤード・パー72>

43位タイから出た石川遼は首位と7打差でスタート。少しでも差を埋めたい2日目であったが、6バーディ・4ボギーの「70」のラウンドで、トータル4アンダー・42位タイで競技を終えた。

スタートホールではピン奥約6メートルのバーディパットを決めると3番から連続バーディ。8番パー3でも長いバーディパットを沈めると、9番パー5でも1つ伸ばし、“爆発”する予感もあった。しかし、後半に入ると10番でボギー、12番で取り返すも、その後は3つのボギーを叩き失速した。

ラウンドを振り返り「パットだけ良かったという感じです。12番まで耐えながらいいゴルフが出来ていて、13番で残り100ヤードぐらいからダフってボギーを打ってからゴルフが難しくなりました」と悔しさを滲ませた。

さらに、13番での思わぬミスが悪い流れを呼び寄せ、最後まで尾を引いた。「インプレーの所にあってもセカンドで外したくない方へいってしまった事もあるし、前半から納得のいかないミスもありました。パッティングでスコアを伸ばせていましたので、貯金があるうちにいい内容にしていきたかったですが、13番のティショットが完璧でフェアウェイから残り100ヤードでバーディを取りたい中でダフってしまった事が想定外過ぎて...。(13番で)パーを取っていればまだダメージは少なかったと思います。そこから14番でパーを取って立て直せたかと思いましたが、15番のセカンドを左のバンカーに入れた事がとどめの一撃な感じでダメージが来てしまった」。

初日は「スコアは全体的に伸びていましたが、ついて行ける内容ではなかった」と肩を落とした石川であったが、2日目も苦しい展開となり、スコアこそ伸ばしたが順位アップはならなかった。それでも連日、前半ホールはスコアを伸ばしており、決勝はその流れを後半に繋げていきたい。