最高額は誰だ! 日本代表最新メンバー市場価値ランキング14位。12億超からの下落を覚悟…。欧州で苦しむ男

AI要約

日本代表メンバーの市場価値ランキングで14位に輝いた上田綺世の現在の状況について紹介されている。

上田はオランダのフェイエノールトでプレーしており、ライバル選手との競争や市場価値の動向が述べられている。

ヒメネスとの競争が激しく、出場機会に恵まれていない上田の今後の展望が描かれている。

最高額は誰だ! 日本代表最新メンバー市場価値ランキング14位。12億超からの下落を覚悟…。欧州で苦しむ男

 2026年ワールドカップの出場権を賭けたアジアでの戦いが始まった。多くが欧州のクラブで活躍する現在のサッカー日本代表メンバーには、各国のビッグクラブも目を光らせている。そんな歴代最強との呼び声が高い日本代表メンバーの市場価値はいくらだろうか。9月のアジア最終予選を戦う日本代表の選手たちを市場価値ランキングで紹介する。※データは9月10日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトの表示に準拠する。

14位:上田綺世

生年月日:1998年8月28日

所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)

市場価値:800万ユーロ(約12億8000万円)

 14位に輝いたのはFW上田綺世だ。その最新の市場価値は800万ユーロ(約12億8000万円)となっている。

 現在26歳の上田は2022年夏に、鹿島アントラーズからセルクル・ブルッヘ(ベルギー)へとステップアップを果たした。22/23シーズンは公式戦42試合に出場。初めての海外挑戦ながら23ゴール2アシストという素晴らしいパフォーマンスを見せ、シーズン終了後にはオランダの名門フェイエノールトに引き抜かれている。

 オランダ移籍後も順調に市場価値を上昇させていた上田だったが、昨年12月に記録した900万ユーロ(約14億4000万円)が今のところのピークとなっている。評価額が伸び悩んだ要因には所属クラブでの序列が影響しているのだろう。

 フェイエノールトでは、上田が本職とするセンターフォーワードのポジションにサンティアゴ・ヒメネスという強力なライバルが存在する。23歳のメキシコ代表FWは、昨季リーグ戦30試合で23ゴールという強烈なインパクトを残した。対する上田はリーグ戦の先発出場がわずか5試合にとどまり、ゴール数は5。ヒメネスの牙城を崩せず、十分な出場機会を得られていない。

 そのヒメネスに対しては、今夏の移籍市場でトッテナムやノッティンガム・フォレストなどイングランドのクラブが関心を示していると複数のメディアが報じていたが、結局移籍は実現せず。このため、今季も上田はヒメネスの控えという状況である。ライバルはすでにリーグ戦3試合で2ゴール1アシストの活躍を見せており、上田にとって苦しい状況はまだまだ続きそうだ。