蘭代表クーマン監督、サウジ移籍のベルフワインを批判も…デパイには「リーグのレベルが異なるから…」
オランダ代表のロナルド・クーマン監督は、ブラジル移籍に近づくメンフィス・デパイについて語った。
デパイの移籍先がコリンチャンスである可能性が高く、クーマン監督はそれを容認する考えを示した。
また、クーマン監督はチーム内の口論についてもコメントし、平常運転と捉えている。
オランダ代表のロナルド・クーマン監督は、ブラジル移籍に近づくメンフィス・デパイについて語った。
マンチェスター・ユナイテッドやリヨン、バルセロナを経て2023年からアトレティコ・マドリーに加入したデパイ。しかし、負傷などの影響で期待されていたほどの活躍を残すことができず、今夏に同クラブから退団することが決まった。そして現在、同選手はブラジルのコリンチャンス加入に近づくことがわかっている。
ヨーロッパから離れることが決定的となったデパイについて、バルセロナ時代にも同選手を指導し、自身のチームの主力として起用し続けるクーマン監督は、9日のプレスカンファレンスでコメント。その中で、先日に名指しで批判したサウジアラビアのアル・イテハドに移籍したステーフェン・ベルフワインと比較した。
「私はベルフワインのサウジ行きを認めなかった。メンフィスの場合は異なるものになり得る。ブラジルのリーグレベルは異なるから、彼は代表チームの一員のままでいられる。しかし、彼のコンディションや彼が彼自身のレベルにたどり着けるか次第だ」
また、クーマン監督はトレーニング中に口論になったと報じられたボウト・ヴェグホルストとユリアン・ティンバーについても語った。
「実際よりも大きなものにすべきではない。過去には選手同士を引き離さなければならない状況もあったから、どこにでも起きることだ。あのような状況を受け入れるべき時もあるから良いものではないが、これが問題だったとは思わない」
