【武雄競輪・FⅠ井上茂徳杯】アジアジュニア2冠の原井博斗はGⅠ初出場の準備着々

AI要約

原井博斗がGⅠモードに突入し、新車を持ち寄る意気込みを見せる。

福岡出身の逸材が最高の舞台への助走を開始する。

6Rと11Rのレース展望を紹介。

【武雄競輪・FⅠ井上茂徳杯】アジアジュニア2冠の原井博斗はGⅠ初出場の準備着々

<9日・武雄競輪・前検日>

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 原井博斗がGⅠモードに突入だ。昨年10月の地区プロでは4キロ団体追い抜きの福岡チームの一員で優勝。5月の全プロでも大会新で優勝を飾った。この成績により、10月の寬仁親王牌(弥彦)でGⅠに初出場する。

 「前回の富山記念は、もうちょっと何とかしたかったですね」と顔をしかめたが、今回は「新車を持ってきた。サイズも変えています」と意気込みを感じさせた。「一応GⅠに出るんで、それに備えて新車を試そうと思って。GⅠで頑張れば、もっと点が上がるので」。

 福岡・祐誠高時代はアジアジュニア自転車競技選手権で、4キロ団体追い抜きと個人ポイントレースの2冠。逸材が、最高の舞台への助走を開始した。

 ▼6R(原井博斗)兼本将太とは前回の富山記念3日目に連係。兼本は9着だったが、兼本の番手の佐藤幸治に続いて3番手から2着。兼本の番手は初だが相性は悪くないはず。7―146―1246、7―3―5。

 ▼11R(岡田征陽)太田龍希がすんなり先行できれば岡田にチャンス。3―57―12457、3―1―57。