監督「これだけ打った。監督はなんとかしなきゃ…」 野球U18アジア
日本は台湾に敗れて2大会ぶりの優勝を逃した第13回U18アジア選手権の決勝で、小倉監督は選手たちの努力を称賛し、相手の強さを認めつつも前向きな姿勢を示した。
選手たちは一生懸命にプレーし、良い試合をしてくれたと述べ、悔しい思いを胸に再挑戦を期待するメッセージを送った。
大会全体を通してアジアのレベルの高さを感じ、次回大会に向けての意気込みを示した小倉監督は、選手たちに再チャレンジを促す姿勢を強調した。
野球の第13回U18(18歳以下)アジア選手権は最終日の8日、台北で決勝が行われ、日本は台湾に1―6で敗れて2大会ぶり6回目の優勝はならなかった。
日本代表を率いた小倉全由(まさよし)監督の試合後の談話は次の通り。
◇よくやってくれたと思う
<今の受け止めをお願いします>
選手たち、今日はよく打ってくれたんですけどね。思うようにいかなかったですね。
<試合を振り返って>
いや、もうみんなね、一生懸命やってくれましたんでね。大変な中で、よくやってくれたと思いますよ。
<2週間を振り返って>
相手の投手が昨日、今日と、やっぱり良いのでね。この3日間は良い投手に当たって、2日間なかなか打てなかったのが、今日はこれだけ打った。監督はなんとかしなきゃいけないんですけどね。選手を勝たすことができなくて。本当、選手たちはよくやってくれました。
<アジアのレベルの高さを感じた大会になったと思います>
そうですね。台湾にしても韓国にしても、良い投手ですよね。でも、今日これだけ打てたというのは、本当にうちの選手たち、よくやってくれたと思いますよ。
<選手にどんなメッセージを送りたいですか>
今日の決勝での向こうの喜び方を見たら、やっぱり勝たなきゃいけないんだなっていうね。こういう悔しい思いはしたくないと思って、また頑張ってくれたらと思います。