【U18】藤田琉生5回途中無失点「粘りの投球が大一番で発揮できた」坂井遼と完封リレー

AI要約

高校日本代表が台湾との接戦を制し、決勝進出へ前進した。先発の198センチ左腕、藤田琉生投手が5回途中を2安打投球で、坂井遼投手と完封リレーを決めた。

藤田の異次元の角度が、台湾の強力打線を驚かせた。初めての相手にも対応し、ピンチをしのぎながら粘り勝った。打線は1安打に封じられたものの、山畑真南斗内野手が貴重な1安打&好走塁で勝利に貢献。

日本チームは、粘り勝ちでV進出へ弾みをつけた。藤田の投球や山畑の活躍など、チーム全体の団結力が目立った。

<U18アジア選手権:日本1-0台湾>◇6日◇スーパーラウンド◇台湾・天母野球場

 高校日本代表が台湾との接戦を制し、決勝進出へ前進した。先発の198センチ左腕、藤田琉生投手(3年=東海大相模)が5回途中を2安打投球で、坂井遼投手(3年=関東第一)と完封リレー。韓国とのスーパーラウンド第2戦は7日に行われる。

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 藤田の異次元の角度が、台湾の強力打線を驚かせた。「初めての相手は見慣れない球筋だと思います」と自負する直球は、世界相手の大一番でも生きた。4回に2四球などで満塁のピンチを迎えたが、強いゴロ(記録は遊安打)が二塁走者に当たり、守備妨害でアウトに。「運もあったからゼロに抑えられたと思います」と笑った。

 この春の2段モーション解禁で花開いた。苦労も多かった3年間。球数制限もあり今大会では最後の登板になったが「3年間やってきて、粘りの投球が大一番で発揮できました」と努力が実った。マウンドを託した坂井を「心配せずに声出してました」と充実の表情で見守った。打線は台湾投手陣に1安打に封じられたものの、初スタメンの山畑真南斗内野手(3年=明徳義塾)が貴重な1安打&好走塁で決勝のホームを踏んだ。日本らしく粘り勝ち、Vへ弾みをつけた。