「僕らはどこまでやれるんだ」連覇を成し遂げた厩舎スタッフが見せた涙に感動【小泉恵未コリアカップ&スプリントをリポート】

AI要約

クラウンプライドとリメイクが韓国競馬場でコリアカップとコリアスプリントを制し、新谷厩舎が2連覇を達成。

新谷厩舎のスタッフが勝利に喜び、涙する姿が印象的。

クラウンプライドとリメイクは緻密な調整を重ね、2連覇に向けて全力を尽くした。

「僕らはどこまでやれるんだ」連覇を成し遂げた厩舎スタッフが見せた涙に感動【小泉恵未コリアカップ&スプリントをリポート】

 韓国・ソウル競馬場で8日、コリアカップとコリアスプリントが行われ、カップはクラウンプライド、スプリントはリメイクが勝ち、新谷厩舎の2頭がそろって2連覇を達成した。フリーアナウンサーの小泉恵未さんが連覇に沸く新谷厩舎のスタッフの様子をリポートした。

 「しんどかったあ」。いつもならテンション高くガッツポーズする松田全史助手が泣いている。「ホッとしたあ」。新谷功一調教師もサングラス越しに涙。連覇がどれだけ難しいことかを見せつけられます。周りからの重圧というより、自分たちに課した「僕らはどこまでやれるんだ」に勝った彼らの安堵(あんど)の涙のように見えました。

 コリアカップを制したクラウンプライドは前走の盛岡・マーキュリーカップを制してから、またこの場所で2連覇を目指すために、スタッフ一丸となって調整されてきました。テンションが高くならないようにできるだけ落ち着かせて。特に韓国では昨日より今日をいい状態に! と取り組み、一日一日の緻密な調整で、この日の朝の時点で勝利を確信する出来に仕上がったそうです。

 コリアスプリントを制したリメイクの勝利とともに、コリアカップ&コリアスプリント2連覇という偉業を成し遂げた新谷厩舎。今日のお酒は、さぞおいしいことでしょう。